本田圭佑の移籍したメキシコリーグやパチューカの強さはどんな感じ?クラブW杯にも出場が決定

2017年7月14日

サッカー スポーツ

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ACミランで契約満了となり無所属となっていた本田圭佑選手ですが、14日、自身のSNSでメキシコのパチューカと契約したことを発表しました。

イタリアでのシーズンが終わる前からチラホラ移籍に関するニュースが出てはいましたがどれも実現せず、どこへ行くんだろうと気になっていたので、新しいクラブに決まり一安心。

でも、メキシコに関してはほとんど知らない。どんなリーグで、パチューカはどれくらいのレベルの強さなんだろうと思ったので、気になったことなどを調べてみました。


メキシコのサッカーリーグ「リーガMX」は2ステージ制度

メキシコのサッカーリーグは「リーガMX」といい、クラブ数は18。シーズン開幕は夏で、翌年の春に閉幕します。

リーグ戦は2ステージ制度となっており、各ステージでは全クラブと1試合をして順位を決めていきます。上位8位までがトーナメントに進み、ホーム&アウェー方式でステージ優勝クラブを決定。

かつての日本のJリーグのように、ステージ優勝チーム同士による年間総合優勝をかけるような試合は行われないみたいです。


ステージ優勝したクラブには北中米カリブ海サッカー連盟が主催するCONCACAFチャンピオンズリーグへの出場権が与えられます。これは日本で言うアジアチャンピオンズリーグ(ACL)にあたりますね。

また、北中米チャンピオンズリーグに出場しない上位のクラブには、南米サッカー連盟が主催するコパ・リベルタドーレスに招待されるそうです。

どちらも優勝したクラブには年末のクラブワールドカップへの出場権が与えられます。



パチューカの2016-2017シーズンの成績

2017年のクラブワールドカップにも出場決定!

パチューカの2016-2017シーズンの成績はどうだったのでしょうか?

前期はリーグ戦2位で終えるも、トーナメントでは1回戦敗退。後期も10位と低迷。

しかしCONCACAFチャンピオンズリーグでは優勝を果たし、今年の年末にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるFIFAクラブワールドカップ2017への出場を決定しています。

CONCACAFチャンピオンズリーグの優勝回数は5度で、初優勝が2002年。この10数年間で国際大会5回優勝ですから、想像していた以上に強いクラブという印象です。


日本代表の試合を控え、本田圭佑には多くの出場を期待

前日本代表監督だったハビエル・アギーレ氏も、このパチューカで監督をしていたことがあり、2005年には福田健二も所属。

どういうサッカーをするのか、本田圭佑はどれだけやれるのか、興味が沸きます。


パチューカの今シーズンの開幕戦は日本時間では7月24日。

契約を済ませたばかりなので、本田圭佑もさすがにすぐに試合に出場・・・とまではいかないでしょうけど、日本代表は8月に大事な試合を控えています。

おそらく招集されるはずですし、先発するかはまだわかりませんが、きっと試合にも出場するでしょう。


ACミランでは出場機会がなかなか得られなくて、代表での試合も出場させてみないとわからない部分もあっただけに、ワールドカップ出場のかかる試合に万全の状態で臨んでほしい。

そのためにもパチューカで、できるだけ多くの試合に出場してもらいたいな・・・と思っています。

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