四国4県の簡単な覚え方は?イメージを膨らませると忘れにくい

2017年12月4日

暮らし

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四国の4県の位置を聞かれたとき、どの位置に何県があるのか、パッとわかりますか?

私は、すぐにはわからなかったです・・・。


これまで四国4県の位置をしっかり覚えようと思ったことがなかったので、記憶が曖昧になっていました。

なんか簡単に覚えられて忘れにくい記憶の仕方ってないかな?と思ったので、自分なりに考えをまとめてみました。


四国のイメージから連想して覚える

愛媛県のイメージ

  • 暖かな気候とみかん畑
  • 暖かなイメージは、四国の中では本州と九州に近い位置

愛媛と聞いて思い浮かぶのは、みかんです。
「青森といえばリンゴ」と同じくらい、強いイメージがありました。

四国では北西に位置し、海峡で面しているのは広島県、山口県、そして九州地方。位置的には内陸よりで温暖な気候のイメージがあり、みかん畑に日光が降り注ぐような場面が想像できます。


愛媛→みかん→暖かい→内陸・九州よりの位置

こんなふうに連想してイメージできれば、愛媛県の位置も迷うことはありません。


愛媛という文字からも、愛媛の「媛」と温暖の「暖」の旁(つくり)から、暖かなイメージを想像し、暖かそうなのは内陸寄り、九州にも近いということで、愛媛県の位置が浮かびやすいかと思います。



香川県のイメージ

  • 香川県のある瀬戸内海に向かって本州から川の水が流れるイメージ
  • 岡山県、兵庫県、大阪府から、料理の香りも川の流れのように漂ってくるイメージ

四国では北東に位置し、うどんというイメージが強いです。

海峡の向こう岸は、岡山県、兵庫県、大阪府と面しているので、香川県のある瀬戸内海に他府県の川の水が流れる絵を想像。


兵庫県は神戸牛、大阪はお好み焼きやたこ焼き、岡山は・・・ちょっと思いつかなかった!

各地の美味しそうな料理の香りも、川の水の流れのように、香川県に向かってくる・・・・そんな風景というか、絵を想像すると、もう忘れないですね。


徳島県のイメージ

  • 阿波踊り、同じ「あわ」のつく言葉では、淡路島(あわじしま)が隣にあり、橋でつながっている
  • 島がとなりにあることでお得感、トクのある島で徳島

徳島は南東に位置し、阿波踊りが有名で、右隣には淡路島があります。同じ「あわ」という言葉のつながりから、徳島県の位置をイメージしやすいかと思われます。


文末が「思われます」となったのは、それで覚えられたら良かったんですけど、私が徳島と聞いて思い浮かんだのは、その淡路島が近くにあることだけでした。

阿波踊りが有名ですが、自分のなかでは、どの県で開催されているのかもよくわかっていなかったので、完全には覚えられないかもしれない。


そこでもうひとつ、覚えやすいイメージを想像します。

淡路島は本州と四国の間にあり、橋でつながっている。その橋が利用され、他県よりも物が流通しやすい。ザックリ言えば、「徳島は淡路島とつながっていることで、お得である」ということ。


そばに淡路島があり、おトク→トクな島がある→トクシマ

徳島→トクシマ→トクなシマがある→四国周辺で目立つ島は淡路島→淡路島と隣接している地域が徳島


こんな感じで想像を膨らますと、覚えやすく忘れにくいです。


高知県のイメージ

  • 坂本龍馬が太平洋に向かって雄叫びをあげているイメージ
  • 高知といえばカツオのたたき→太平洋に面している
  • 四国では一番面積が広い。昔でいえば、土地は知行という価値に置き換えられ、面積が広いイコール高い知行

高知県は四国では太平洋に面した南側を広く占めています。

坂本龍馬が太平洋に向かって叫ぶようなワンシーンがパッとイメージできれば、もう忘れないでしょう。


とはいえ、私はもともと幕末時代のことには疎かった。坂本龍馬もここ数年の間になってようやくイメージが定着した人物です。記憶のフックというかカギとなるようなものが、もう少しほしい。


高知といえば、カツオというくらい、私の中では定番のイメージがある。

大きな魚は瀬戸内海よりも、太平洋のほうが想像しやすいので、高知も太平洋に面した場所にあると、容易に想像できます。


また、高知県は四国のなかでは一番面積が広いです。

昔は権力者が知行として配下に土地を与えていたので、「広い土地→知行が高い→高知」、あるいは「高知→高い知行→広い土地→四国の中で一番広いのは高知」とイメージすることもできます。


県名は覚えられる?

四国の4県がどこに位置するのか・・・という以前に、県名が思い出せない人もいるかもしれませんね。

私も全国の都道府県を全部言えと言われたら、いくつか漏れそうです。


これが市町村名となると、まったく聞いたことがない、知らないということもあるので、覚えるならそれなりに努力をしないといけません。

ただ、日本で普通に生活してきた人なら、都道府県名で聞いた覚えがないという人はほとんどいないでしょうから、とくに県名を覚える努力をしなくても大丈夫でしょう。


四国に限って言えばたった4つですから、九九のように繰り返し県名を言えば、じゅうぶんです。


まとめ

四国4県それぞれから、思い浮かぶものをきっかけとする覚え方なので、簡単にかつ、忘れにくい覚え方だと思いますが、問題もあります。

それは、イメージするものに個人差があるということです。


自分がイメージしやすいものでも、他人も同じようにイメージしやすいとは限らないのです。

また、イメージするといっても、なにも思い浮かばない・・・という人には、向かない覚え方です。


私は自分がイメージしやすいもので覚えたから、苦もなく覚えられたと自信を持てましたが、覚えやすさや忘れにくさは、その人しだいとなりますね。


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