熱中症の予防・対策のために注意していることは?水分補給と体温がポイント

2017年7月9日

暮らし

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まだ7月初旬という時期なのに、地域によっては最高気温35度以上の猛暑日となり、全国的に30℃以上の真夏日が続いています。

まだ暑さに慣れていない段階でこの暑さは厳しく、熱中症でダウンするというのも珍しくありません。

このページでは熱中症にならないためにはどうしたらいいか、私も実践している熱中症の予防・対策についてまとめておきます。


水分と塩分補給

冷たい水よりも常温の水

熱中症にならないためには水分補給をするというのは、もう誰でも知っていることですね。

学生時代は少し大きめのコップに氷をいっぱい入れて、水やジュースを飲んでいましたけど、それだと冷たすぎるのか、どうも胃腸の調子が悪く感じ、徐々に常温の水で水分を取るようになりました。

常温の水なんてぬるくてイヤだ・・・と思ってたけど、常温で飲むことに慣れてくると、なんの不満もなく飲めるようになりました。


水を飲むタイミングは、なんか喉が渇いたなぁ・・・と自分が思ったとき。

すごく喉が渇いていればゴクゴク飲むし、それほどでなければ、一口か二口ほどで済ませます。


塩分補給

水分補給だけでなく、塩分も摂取しましょうとは言われるけど、食塩を直接舐めたり、わざわざ塩を水に溶かして飲むことはしていませんでした。

毎日3食取っているし、もともとしょっぱいものが好きなので、小腹が減ったときにはおやつとして、おせんべいやポテチなど食べたりしてますからね。


毎日大量に汗をかくようなお仕事の人は塩分にも気を使ったほうが良いでしょうけど、毎日大量に汗をかくことはない生活なので、私は塩分の摂取はとくに意識していませんでした。


汗をかくのは仕事だけでなく、学生なら毎日の部活動、大人でも運動不足解消のため定期的にスポーツをする方もいると思います。

私は夏にサイクリングをすることがあり、大量に汗をかきます。炭酸飲料も好きですが、このときはポカリスウェットやアクエリアスなどの定番のスポーツドリンクをよく飲んでいました。

生活スタイルで個人差があるので、塩分の摂取量が心配な人はお医者さんに相談するのが一番良いでしょう。


熱中症予防、対策に濡れタオル

熱中症予防、対策のために意識してやっているのは、濡れたタオルを首にかけること。気化熱で体の熱が奪われ、涼しく感じさせてくれます。

熱中症を予防するには、身体に熱をこもらせないことがポイントになりますので、最近は熱中症対策グッズとして、商品化されたアイテムも何種類かありますね。

濡らしたタオルを凍らせたり、小さな保冷財をタオルで巻いて首に当てたりなど、より涼しく感じる工夫を取り入れてみるのも良いでしょう。


濡れタオル以外で体温を下げるには?

水分は自分でコントロールできるけど、体温は思うようにできないこともあります。

濡れタオルのように首を冷やすだけでは不十分な場合はどうしたらいいでしょうか?


人間の身体には血管があるので、血管を冷やすことで血液の温度も下がり、体温を下げることができます。その際効果的な場所が、わきの下や足の付け根などがあります。

わきの下、足の付け根に、冷たいペットボトル飲料などをあててください。


首も含めて血管を冷やして体温を下げるという行動は、熱中症で倒れてしまった際の応急処置でも応用できますので、覚えておいて損はないです。


熱中症にならないためには、我慢しないこと

気温の変化に気づきにくいお年寄りが、熱中症により室内で倒れたというニュースは毎年のように聞きます。これくらいの暑さなら我慢できると思って、エアコンを使わないケースもあるそうです。


以前、駅前で一人の女性が熱中症でバタッと倒れるのをみかけました。

外出先で気分が悪くなっても、周りに迷惑をかけたくないからと我慢しちゃう人がたまにいるみたいですけど、倒れて救急車を呼ばれるくらいなら、我慢せずに休むなり、助けを求めれば・・・と思いました。


熱中症で命を落とすこともあるので、できれば熱中症になる前に対処しておきたいものです。

そのためには「熱中症になったらどうするか?」ということよりも、「熱中症にならないためにはどうするか?」ということを考え、予防・対策をすることのほうが大事ですね。

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