巨人がリーグ優勝!9回2死走者なしからまさかの逆転劇に驚いた

2019年9月21日

スポーツ プロ野球 巨人

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DeNA対巨人の24回戦。

巨人が優勝マジック「2」という状況ということもあり、この試合を見ていました。

結果は巨人が3-2で勝利し、2014年以来5年ぶりにリーグ優勝。


9回は2死までリードしていたDeNAが、そのまま勝つと思っていたので、この逆転劇にはちょっと驚かされました。


9回の攻防、2死走者なしからのドラマ

2-1でDeNAが1点リードして迎えた9回、リリーフエースの山﨑康晃がマウンドに上がる。

先頭打者の岡本は外野フライ、代走で途中出場していた増田は三振。


今日はDeNAの勝利かと思ったら、重信、若林がそれぞれ四球で出塁。

そして途中からマスクをかぶっていて、この試合1打席目となる小林にタイムリーヒットが出て、土壇場で巨人が同点に追いつきました。


下位打線でDeNAの守護神から1点取るとは・・・。

これは巨人が勝つ可能性もあるな~と思ったけど、まだ勝敗の行方はわからない。


9回の裏に登板したのは大竹。

先頭打者にいきなりヒットをうたれるも、次打者の大和には送りバントをさせずに三振で抑えるなど、しっかり後続を断ち、DeNAの勝ち越しを阻止。


DeNAは先頭打者を出塁させながらも、次の一手が決まらなかった。

これも巨人に流れが傾いたように思え、さらに優勝への期待が高まります。


10回の攻防、せっかくのチャンスが活かせなかったと思ったら・・・

DeNAは三嶋がマウンドへ。

その三嶋が先頭打者の亀井にストレートの四球を与えてしまう。たまらずベンチからコーチが出て間を取るも、続く坂本にも四球。

今日は自分の出番はなく勝って終わると思っていただろうし、前日の試合も2失点しているので、三嶋にとっては投げづらさみたいなものがあったのかもしれない。


そして打席には、丸。

優勝がかかる試合でなければ、送りバントで走者を進める選択肢もあったけど、巨人ベンチは強攻策に出た。

手堅く送るよりは、3番の丸、4番の岡本で打って点を取ったほうが良いと思っていたので、この場面は興味深く見ていました。


しかし結果は、丸も岡本も外野フライ。

丸のときはレフトフライだったので、二塁走者の亀井はタッチアップできず。

岡本は飛距離じゅうぶんなライトフライだったので、素直にバントで送っておいたほうが良かったか?


丸と岡本なら、どちらかは一人はヒットくらいは打てそうと思ったんですけど、二人とも凡退となり、点を取るのが難しくなった。


そんな思いを打ち消すかのように、増田がボールをたたきつけ、しぶとく二遊間を抜けるタイムリーヒットを放ち、巨人が1点を勝ち越します。


増田はここまで打率1割台。走ることでチームを大いに助けてくれる存在ではありますが、ベンチ入りした野手の中で一番打率が低い。

打撃では期待できそうにない打者が、リーグ優勝を決定づけるタイムリーヒットをうつのですから、野球ってほんと何が起こるかわかりません。



10回裏に登板したのはデラロサ。

無失点で抑えれば優勝という場面で、果たして平常心で投げられるだろうか?と少し心配しましたが、三者連続三振と見事に抑えてくれました。



最後に・・・

巨人は今年も優勝を逃すと、球団ワースト記録を更新するというシーズンでした。

原監督の復帰や大型補強など、例年以上に優勝を意識していたように思う。


その甲斐あってか、7月半ばには2位以下に10ゲーム以上の差をつけた。
しかし8月初旬にはDeNAに0.5差まで追い上げられ、あわや首位陥落というところまで追い詰められることに・・・。


オールスター戦前あたりのころは、巨人が余裕で優勝するんだろうな・・・くらいに思っていたんですけどね~。

8月以降は巨人、DeNA、広島のどこが優勝するかわからないというほど、僅差での争いにまでもつれ込むとは、予想外でした。

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