日本対カタール戦の感想と試合結果:南野がゴールも、前半の失点が重かった

2019年2月2日

サッカー日本代表 スポーツ

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サッカー日本代表はアジアカップ決勝でカタール代表と対戦。

FIFAランキングでは日本の50位に対し、カタール代表は93位。

準決勝でアジアトップのイランに勝利したこともあり、決勝戦も日本が勝つと予想。


日本代表対カタール代表の試合の感想

前半、まさかの2失点

前半から日本が積極的に仕掛け、日本が優勢に試合を進めていくかなぁと思っていた。

しかし5バックで守るカタールを崩しきれず、前半12分という早い時間帯で、アルモエズ・アリにオーバーヘッドキックを決められ、カタールに先制されてしまった。

あんなシュートが決まってしまうのかと、日本にとっては不運な失点でした。



まだ残り時間はたっぷりあるので、気を取り直して前半のうちに追いついてほしかったんですが、どうも攻守ともにいまいち。

カタールのほうは空いている選手に早めにボールを回し、日本の守備が捕まえきれなくなったところで、 アブデルアジズ ・ハティムにミドルシュートを決められてしまった。


まだ前半30分にもなっていない時間帯で2失点。

日本は攻撃面ではとくにこれといった打開策や突破口がなかったので、2失点が非常に重たく感じました。


後半、南野のゴールで1点返し、同点に追いつけると思ったが・・・

後半はカタールが守りの意識を高めたためか、日本がボールを持つ時間が増加。

カタールのペナルティエリア周辺でプレーができるようになり、後半24分に南野がゴールを決めて、ようやく1点を返します。


あきらめずに攻め続ければ、
もしかしたら同点には追いつけるかも?


そんな風に思いながら見ていると、残り10分という段階で試合が動く。


カタールのコーナーキックで、VARによって吉田がクリアした際にハンドをしていたと反則を取られてしまった。

このPKをしっかり決められてしまい、再び2点差に。


1点差のままなら最後までわからないと思えたけど、ここにきて2点差は厳しい。

日本の負けが現実的なものになってしまったと感じた瞬間でした。


その後、日本は点を返すことはできず、3-1でカタールが勝利しました。


カタールが思っていた以上に強かった

FIFAランキングでは、カタールは93位。

日本は準決勝で対戦した29位のイランに3-0と勝っていたので、試合前はカタールには勝てるだろうと思っていました。


カタールの選手は背後に日本の選手がいても、くさびとしての役割を果たせるので、ボールがつながりやすかった。

日本も人数をかけて守っているのに、ボールが取れず、それが前半の2失点にもつながっている。

とくに2失点目は、シュートをうたれる前にどこかでボール奪取したかったんですけどね。



逆に日本は後ろにつかれると、ボールをキープしきれず、ロストするシーンが多い。

頼みの大迫も、周りを囲まれ思うようにプレーできなかったり、キープできてもボールの出しどころがなく、苦しそうでした。



アジアカップでは日本はイランにはいい内容で勝ったけど、それ以外の試合はあまりほめられたものでもなかったです。

カタールとの試合も、そんな多くの試合と同じような印象で、負けて残念というよりも、負けちゃうのもしかたないな・・・というのが率直な感想です。

日本代表対カタール代表の試合結果

【スコア】
日本代表 1-3 カタール代表

【得点者】
12分 アルモエズ・アリ(カタール)
27分 アブデルアジズ・ハティム(カタール)
69分 南野拓実(日本)
81分 アクラム・アフィフ(PK・カタール)

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