FIFAランキングでは日本の50位に対し、サウジアラビア代表は69位。
グループリーグの3試合目で先発メンバーをがらりと変えたことで休養も取れたはずだし、普通に勝ってくれるだろう・・・と思いながら、試合を見ていました。
日本代表対サウジアラビア代表の試合の感想
サウジアラビアがポゼッションで上回りながらも日本が先制
序盤からサウジアラビアが積極的に前に出てきて、日本が押し込まれる展開。10分も経過すれば相手も落ち着いて、日本のペースでも戦えると思っていたんですけどね。
思っていた以上にサウジアラビアがポゼッションで上回り、日本は守りにまわる時間が多かった。
そんな中、原口元気がドリブルを仕掛けて、コーナーキックを獲得。
キッカーの柴崎岳がファーサイドへボールを入れると、冨安健洋が頭で押し込んで日本が先制する。
押されている状況で先制点が取れ、ひとまず安心できた。
サウジアラビアがさらに前へ出てきて、追加点が取れれば・・・と思っていましたが、チャンスと呼べるほどの場面は訪れず、前半は1-0で折り返す。
後半もサウジアラビアの優位は変わらず
後半もサウジアラビアがポゼッションで大きく上回り、日本は我慢の時間が続く。前半よりもカウンターから仕掛けるシーンは増えたけど、前線の選手の連携が合わなかったりして、チャンスを生かしきれない。
逆にサウジアラビアの攻撃で「やられた・・・」と思わされるシーンも何度かあったけど、シュートの精度を欠き、どうにか失点だけでは阻止。
結局スコアは動かず、日本代表が1-0でサウジアラビア代表に勝利しました。
守備は耐え切ったけど、攻撃面はいまひとつ
トーナメントなので、負けたら敗退。内容よりも勝つことが大事。それはじゅうぶん理解しているつもりだけど、攻撃面でもうちょっとがんばってほしかったですね。
相手が致命的な判断ミスをしてくれない限り、追加点が入る気がしませんでした。
最後に・・・
ボール支配率はサウジアラビアが7対3と大きく上回り、シュート数も日本の5本に対して、サウジアラビアは15本。アジアの試合で、日本がここまで押されるというのも珍しい。
日本はコーナーキックから運良くゴールできたけど、それがなければ、負けていたかもしれない。
FIFAランキングで上位の強い相手と試合をしているような感じでした。
とにかく勝ててよかった・・・というのが、率直な感想です。
日本代表対サウジアラビア代表の試合結果
【スコア】日本代表 1-0 サウジアラビア代表
【得点者】
20分 冨安健洋(日本)