ワールドカップを終えて間もないことともあり、フレッシュなスタメン。どんな試合を見せてくれるかと、期待が高まります。
日本代表対コスタリカ代表の試合経過
前半16分中島翔哉の右からのコーナーキックを佐々木翔がファーサイドへヘディングシュート。これがコスタリカの選手の頭にあたり、オウンゴール。
後半21分
相手陣内で遠藤航がドリブルで運び、中島とのワンツーでゴール左側のエリア内深くに進入。遠藤からのマイナスのパスを受け取った南野拓実が、グラウンダー気味のシュートをファーサイドへ決め追加点。日本が2点のリード。
後半48分
途中出場の伊東純也が右サイドでボールを持つと、カットインからのシュートでゴールを決める。
直後に試合終了の笛がなり、3-0で日本代表がコスタリカ代表に勝利しました。
日本代表対コスタリカ代表の試合の感想
序盤はミスが続き、もっと苦戦するかと思った
森保監督になって初めての試合。メンバーの多くは代表での経験も少ない。8月のFIFAランキングでは日本が55位に対し、コスタリカは32位。試合前は、勝つのは厳しいかなぁと思ってました。
試合が始まって10数分過ぎる間に、日本陣内の右サイドで、バックパスで戻そうとしたところで乱れてボールを取られる。
左サイドでもボール保持者に2人がマークにつくけど、立ち止まってみてしまって詰めきれず、最終ラインで待ち受けている相手選手にパスを出されるなど、経験の浅さが露呈。
これはいつやられてもおかしくないな・・・と不安がよぎる。
攻撃陣もあと一歩及ばず
両サイドで中島翔哉と堂安律が基点となり、チャンスのシーンはよく作れていた。右サイドで崩して、ペナルティアークに中島がフリーでボールを受けシュートしたり、1トップの小林悠が落として南野拓実がシュート。いくつか得点してもおかしくなかったんだけど、決めきれず。
初戦ということを考えれば、しっかり形を作れているので悪くないんだけど、もったいないな~と思ってしまう。
どんな形でもやっぱり得点はうれしい
先制点は相手のオウンゴールによるもの。ゴールの瞬間、キーパーは右手を伸ばして横っ飛びしていたのに、ボールはなぜか反対方向のサイドに転がっていて、一瞬なにがおきたのかわからなかった。
オウンゴールだったけど、あの得点でだいぶ落ち着けたんじゃないかな。
南野拓実と伊東純也が代表初ゴール
南野拓実は前述したシーンのほかに、中島翔哉のピンポイントクロスでもゴールを逃していた。どちらも良い形で飛び出していたので、ポジショニングの判断はすばらしかったと思う。得点となった遠藤からの折り返しも、目の前の相手選手にあてたり、その後ろのキーパーに触れさせることなく、枠内におさめた。簡単なゴールではなかったけど、やっと決めてくれてホッとしました。
伊東純也は後半40分からの出場だったので、プレイ時間が短い。右サイドでボールを持ったときどうするんだろう?と思ってみてたんだけど、ドリブルで中へ仕掛けることを選択。
そこからクロスで誰かに合わせることもできたんでしょうけど、アピールする時間もほとんどなかったし、とりあえず1本はシュートを撃っておきたい。
そんな気持ちが想像できたので、、仕掛けた時点でこれは自分でシュートを打つな・・・と思った。
でも、こういうシュートは、そうそう決まるもんではない。
ゴールできなくてもしょうがないと、てっきり外すもんだと思っていたら、これが入ってしまった。
決定的ともいえるほど良い形で崩しても、なかなかゴールできなかったのに、こんなにあっさり決まるとは・・・と、このゴールには驚かされました。
最後に・・・
終わってみれば3-0で快勝。試合前は選手たちがどう動いたらいいかわからず、前に多数張り付くだけで連動する選手が少なかったり、後方で回すだけになってしまったりと、悪いときの代表のような試合になることも想像していたけど、そんな不安も杞憂に終わりました。
親善試合だし、相手もそこまで真剣じゃないとはいえ、若い選手の活躍もあり、みていて楽しかったです。
日本代表対コスタリカ代表の試合結果
【スコア】日本代表 3-0 コスタリカ代表
【得点者】
16分 オウンゴール(日本)
66分 南野拓実(日本)
93分 伊東純也(日本)
日本代表のスターティングメンバー
GK12東口順昭
DF
4佐々木翔(OUT 78)
20槙野智章
19三浦弦太
3室屋成(OUT 82)
MF
17青山敏弘(OUT 88)
6遠藤航
10中島翔哉(OUT 75)
8南野拓実
21堂安律(OUT 85)
FW
13小林悠(OUT 68)
SUB
11浅野拓磨(IN 68)
18天野純(IN 75)
5車屋紳太郎(IN 78)
16守田英正(IN 82)
7伊東純也(IN 85)
15三竿健斗(IN 88)