天気予報でも少し風があると出ていたけど、前日は台風22号が日本の南側を通過していったので、その影響で少し風が強い一日になるのかなぁ・・・くらいに思っていました。
まさか、台風の翌日に木枯らしが吹くとは!?
木枯らしのニュースを聞いて気になったのが、「東京地方」という言葉。
これまで意識したことはなかったけど、聞きなれないし、具体的な場所はどこなんだろうと疑問に思ったので、調べてみました。
東京地方とはどこ?
東京地方とは天気予報で使われる用語。気象庁のホームページを見ると、東京地方として分類されているのは、23区と多摩地域となっています。
日本本土から離れている伊豆・小笠原諸島といった島嶼部は除外されているので、東京都の島以外の地域が、東京地方にあたります。
地方という文字が入ると、23区以外の地域や、関東地方のように複数の県がまとまったイメージがありますから、ややこしいですね(笑)
都心とは具体的にどこ?
ニュースでは「都心の気温は・・・」とか、「都心では最大風速・・・」というように、都心という言葉もよく出てきます。関東に住んでいる人間にとっては、都心といえばもちろん東京都心という意味ですが、じゃぁ都心って具体的にどこを指しているのかと聞かれると、「はて?どこだろう?」と、パッと答えられないこともあります。
漠然としたイメージでは、東京23区、あるいは山手線の内側、皇居を中心としたエリアを思い浮かびます。
都心3区は千代田区、中央区、港区
東京都のホームページをみると都心という言葉は出てくるのですが、都心とは具体的にどこを指すのか定義された情報は見つけられませんでした。ホームページ内で「都心」とキーワード検索すると、東京都都市整備局のホームページに「東京都心・臨海地域」という語句が見つかります。
そこでは都市再生特別地区決定一覧の地域名として「東京都心・臨海地域」と記載され、具体的な位置として千代田区、中央区、港区の3つがあげられていました。
千代田区、中央区、港区は、都心3区という言い方もされています。
人によっては認識の仕方に多少ズレはあるかと思いますが、ニュースで都心と聞いたら、この3区が含まれるエリアと考えて良さそうですね。
まとめ
おさらいしましょう。東京地方は、島以外の地域を指します。23区から遠い多摩地域も含めてです。
都心は、千代田区、中央区、港区の都心3区を中心としたエリアです。
自分自身が記憶に残っていないだけで、「東京地方」はこれまで何度も聞いていた言葉かもしれません。今までまったく気にも留めず、聞き流していました。
今回たまたま天気のニュースを見ていて、「あれ?こんな言葉があるんだ?」と気づいた次第でございます。
自分で調べて覚えたつもりだけど、やっぱり地方という言葉のイメージにひっぱられて、東京以外のエリアも含めるのか、23区は入るのか・・・と、呼び方に慣れるまで迷っちゃいそうです。