７月の初めには西日本豪雨があり、かなりの被害が出てしまいました。そこにまた台風によって大雨となるかもしれないと思うと、かなり心配です。
台風20号についての基本情報
22日18時現在、台風20号に関しての基本的な情報は以下の通りです。名前：CIMARON（シマロン）
進行方向：北西
速さ：30km/h
中心気圧：950hPa
最大風速：中心付近で45m/s
最大瞬間風速：60m/s
気象庁によりますと、非常に強い勢力へと発達して勢いを保ったまま、２３日に西日本に上陸するとのこと。
台風20号の進路の予想
天気予報の台風情報の予報円を見ると、２３日の夕方１８時ごろに四国の南側まで接近し、翌２４日の午後１５時には日本海側へ出ています。台風が四国から上陸するとしたら２３日の夕方あたりから、近畿地方から上陸する場合は２３日の夜あたりとみられています。
ただ、台風19号が韓国の南側から日本海へ移動しそうなので、台風20号の進路が影響を受ける可能性も。
そうなると現在の予報円の動きとは違う動き方をするかもしれないので、常に最新情報をチェックしたほうが良さそうです。
気象庁のホームページへのリンクはこちらです。
https://www.jma.go.jp/jma/index.html
台風20号による雨量の予測
九州地方の西側を通過した台風19号の湿った風の影響で、大雨が降る可能性が高そうです。２３日から２４日にかけ、近畿地方では２４時間で600mmと予想されています。
参考までに７月の西日本豪雨を調べてみると、京都府では５～８日の４日間でもっとも降水量が多かったのは、京都府福知山市坂浦で500mm以上。
大阪府では能勢町が５～７日の３日間ですが、467mmを記録しています。
今回の台風20号の予想では１日で600mmですから、西日本豪雨で京都・大阪で降った数日分に匹敵する量の雨が、まとまって降ってくるということになります。
最後に・・・
７月の西日本豪雨では、土砂崩れなどで200人以上の犠牲者が出てしまいました。台風の強風よりも、いったいどれだけの雨が降るんだろうと、気になってしまいます。
危険が迫っていても、自己判断で自宅に留まってしまい逃げ遅れた結果、被害にあってしまった方も少なくないようですので、くれぐれも気をつけてほしいです。
