高校野球決勝(夏の甲子園2018)の感想は?2つの快挙が生まれ、記憶にも記録にも残る第100回大会となった

2018年8月21日

スポーツ

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第100回全国高校野球選手権大会決勝が甲子園球場で行われ、大阪桐蔭高校(北大阪)が13対2で金足農業高校(秋田)に勝利。

この結果、大阪桐蔭高校が優勝、2012年に続き史上初となる2度目の春夏連覇も達成しました。


高校野球決勝(夏の甲子園2018)の感想

金足農業高校

秋田県勢としては103年ぶりの甲子園決勝進出を果たし、東北勢としては初の優勝なるか?と、大いに注目されていました。

第100回という節目の大会だし、東北勢が初優勝というのも良いかもね!と思っていましたが、エースの吉田輝星投手が序盤から打ち込まれてしまい、大差をつけられてしまった。

疲労もあっただろうし、途中降板も悔しかっただろうけど、県大会も含めここまで一人で投げてきただけでも、たいしたものです。


一人の投手に連投させるのはいかがなものか?という風潮になっていますし、私もどちらかといえばそういう風に思っていました。

しかし1回戦でエースが登板して勝利、2回戦で2番手投手が登板して敗戦となったら、そこで終わってしまう。

もし金足農業高校が途中で敗退していたら、秋田県や学校、それに夏の甲子園もこれほど注目を集めなかったと思うので、いまは「連投は絶対ダメ」とは言いにくいです。


大阪桐蔭高校

春の選抜に続き、夏も優勝。過去に1度達成していているので、2度目の春夏連覇となりましたが、これは史上初の快挙。

ネットのニュースでは決勝まで勝ち上がった金足農業高校の健闘ぶりを称える記事が目立ち、大阪桐蔭高校はちょっとやりづらさを感じたりしてないかな?なんて、思ってました。

でも、優勝候補とされるだけの実力を発揮し、5回終了の時点で12得点と大量点を奪って、試合を決定づけた。


高校卒業後、あるいは大学を経てプロ入りする選手を多く排出するほどの高校ですから、戦力的に勝って当たり前と思われがちですけど、試合ではなにが起こるかわからない。

相手のフィーバーぶりをものともせず、2度目の春夏連覇達成はお見事でした。


最後に・・・

金足農業高校が優勝すれば、東北勢として初優勝。

大阪桐蔭高校が優勝すれば史上初の2度目の春夏連覇と、どちらが優勝しても史上初の快挙となるので、注目度の高い決勝戦でした。


どれほど注目されていたのかは、甲子園に駆けつけた入場者数にも表れていました。

今大会の総入場者数が101万5千人と、史上初めて100万人を突破したとのこと。


高校時代から注目されていた選手は何人もいるけど、いままで100万人を超えることはなかったんだ?と、意外な気もしましたけど、第100回という節目にふさわしい夏となったんじゃないかなと思います。

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