ACL2018R16第1戦:鹿島アントラーズ対上海上港の試合結果と感想は?コーナーキックからの連続ゴールが素晴らしかった

2018年5月9日

Jリーグ スポーツ 鹿島アントラーズ

t f B! P L
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018の決勝トーナメント1回戦で、鹿島アントラーズが上海上港(中国)と対戦。


試合はコーナーキックから2ゴール、さらに相手のオウンゴールもあり、ホームの鹿島が3得点。エウケソンに1点を返されたものの、鹿島アントラーズが上海上港に3-1で勝利しました。

ACLラウンド16第1戦:鹿島アントラーズ対上海上港の感想

コーナーキックからの連続ゴール

序盤からお互い決定機があり、点の取り合いになるかと思っていました。ところが、前半が終わろうかという時間帯までスコアは動かず。


均衡を破ったのはコーナーキックでした。

永木亮太の左コーナーキックがゴール前に放り込まれると、混戦となりながらもボールはファーサイドの枠内へ。これはキーパーが手を伸ばしてはたき出すものの、こぼれ球に反応した鈴木優磨がシュート。前半43分で鹿島が先制する。


後半の4分にも右コーナーキックで遠藤康がニアサイドを狙うと、上海上港の選手がクリアしそこねたのかキックが弱く、そばにいた西大伍の身体に当たってしまう。足元に落ちたボールを西がシュートし、ゴール!後半の早い時間帯で鹿島がリードを広げる。


相手にしてみたら不運としか言いようがないほど、鹿島にとってはとてもラッキーなゴールが続けて生まれました。


上海上港相手に3得点はすごい!

2点取ったあとは上海上港が攻める時間が増えたけど、鹿島もカウンターで防戦一方にはならない。

後半30分、サイドチェンジからサイドを突破した安西幸輝がクロスをあげると、ファーサイドに鈴木優磨が走りこむ。
マークについていた相手選手に頭でクリアされたかと思ったら、ボールは反対方向の枠内へ。

キーパーが懸命に手を伸ばしてボールに触ったものの、ボールはポストに当たりそのまま枠内に転がり、オウンゴールで鹿島に3点目が入った。


初めは鈴木優磨のゴールかと思ったんですけどね。まぁ、オウンゴールを誘発させるほど決定的なシーンを作って、上海上港あいてに3点目を取るんですから、たいしたものです。


これで1回戦突破は決まったかなぁ・・・なんて考えがチラッと頭をよぎった瞬間、あっという間に1点を取り返されてしまいます。


鹿島の左サイドでクロスをあげられると、ゴール前で待ち受けていた選手がボールを納める。ここには鹿島の選手が3人で対応にあたるもボールをキープされ、ユー・ハイにつながれてしまう。

ここも鹿島の選手2人がシュートを阻止しようと身体を投げ出すが、さらに外から走りこんできたエウケソンにパスをだされ、ゴールを決められてしまった。

残り時間は、点差が縮まらないことを祈りながら見ていました。



最後に・・・

3-0で試合が終わっていたら、第2戦目で大敗しない限り、2回戦へ進める。3-1で2点差、アウェーゴールもあり、これで1回戦突破の可能性が少し下がってしまいました。

クロスをあげる選手には一人ついていたし、ゴール前でも数名の選手が対応したんですけど、それでもゴールを決められてしまうんだから、やっぱり簡単には勝たせてもらえませんね。


2点差で勝利した鹿島が優位ではあるけれど、上海上港のホームで行われる2戦目は、どなるんだろう?

なんとかひっくり返されずに、1回戦突破を決められるだろうか?


今年のACLでJリーグ勢は鹿島しかグループリーグを突破できなかったので、できるだけ勝ち進んでもらいたいです。


ACLラウンド16第1戦:鹿島アントラーズ対上海上港の試合結果

【スコア】
鹿島アントラーズ 3-1 上海上港

【得点者】
43分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
49分 西大伍(鹿島アントラーズ)
75分 オウンゴール(鹿島アントラーズ)
76分 エウケソン(上海上港)

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