コンフィデンスマンJP第1話ゴッドファーザー編の感想(ネタバレあり)

2018年4月10日

ドラマ

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フジテレビで月曜9時のドラマ「コンフィデンスマンJP」の放送が始まりました。

主演の長澤まさみさんがコンフィデンスマン、つまり信用詐欺師として活躍するドラマ。

大まかな設定を知ったときは、「つまらないかも?あまり面白くはなさそう」といった印象がありましたが、どんな風に展開していくのかと、少し興味もあったので、とりあえず初回を見ることに。


コンフィデンスマンJP第1話ゴッドファーザー編のあらすじ

ダー子(長澤まさみ)は、天才的な頭脳と抜群の集中力で、どれほど難解な専門知識も短期間でマスターしてしまうコンフィデンスウーマン=信用詐欺師。高級ホテルのスイートルームに居を構える、破天荒な上に天然で、いい加減なところもある女性だ。

そんなダー子と組んでいるのは、お人よしで小心者ゆえにいつもダー子に振り回され、早く詐欺師稼業から足を洗って真っ当に生きたいと願っているボクちゃん(東出昌大)と、超一流の変装技術を持ち、生まれながらの品の良さを生かして相手を騙すリチャード(小日向文世)だ。

ダー子が新たなターゲットとして目を付けたのは、公益財団『あかぼし』の会長・赤星栄介(江口洋介)。表の顔は文化芸術やスポーツの振興、慈善事業にいそしむ名士だが、その裏では経済ヤクザとして暗躍し、日本のゴッドファーザーとも呼ばれる男だった。

引用:コンフィデンスマンJP公式サイトより


コンフィデンスマンJPの感想(ネタバレあり)

冒頭のシーンから面白かった

冒頭からドラマの主人公たちを紹介がてら、ホストクラブの女社長・矢代久美子(未唯mie)から、お金をだまし取ろうと罠にはめます。

まだ誰がどんな役割なのか、ぜんぜん把握していなかったので、計画は失敗?・・・なんて思ったりもしましたが、何もかもが計画通りで、お店から店内の客まですべて主人公たちが用意していた。

こんな大掛かりな仕掛けで、相手を陥れようとするのかと、ストーリーにグッと引き寄せられ、期待感が高まりました。


ゴッドファーザー編は緊張感が高まる

今回のメインターゲットとなる赤星栄介。現金を海外へ運びたいと考えている赤星から、どんな手口で奪うんだろう?とドキドキしていたんですけど、早い段階でリチャード(小日向文世)が失敗。

ダー子(長澤まさみ)とボクちゃん(東出昌大)はどうにか赤星に取り入ることはできたものの、いよいよ赤星から現金を奪うとなったところで、計画通りスムーズに事態が進まず、ハラハラと緊張感が高まります。

しかし、一見上手くいっていないように見せかけ、実はすべて計算どおりという筋書き。

二転三転し意外な結末

飛行機のトラブルに乗じて、スタッフとして搭乗していたダー子とリチャードが現金の入ったケースを外へ投げ出して仲間が回収、ダー子らもパラシュートで脱出し、任務完了・・・かと思ったら、赤星がダー子のパラシュートを奪い、機内から外へ出てしまった。

すでにダー子の仲間がケースを回収していると思っていたけど、ケースが落下した鳥取砂丘には誰もいなくて、赤星がケースを回収する。

これも赤星が誰も信用しない性格であることを読んだダー子の策で、なんと、空港から飛行機まで、何もかもダー子たちが用意していたのでした。

まさかここまで壮大な仕掛けで、相手を騙そうとするとは・・・と、スケール感の大きさに驚きました。


面白かった?と聞かれると、微妙

ただ、率直な感想としては、早く続きが見たくなるほど面白かった・・・とまでは思えませんでした。


長澤まさみさんが演じるダー子のキャラは嫌いじゃないけど、もうちょっとシリアスなストーリーを期待していたので、自分が思っていたのとはちょっと違うなぁという印象。

トリックというか、仕掛けが大掛かりなのは確かにすごいと思ったけど、そのぶんリアリティさも薄れ、「なんか漫画っぽい内容のドラマだな」とも思った。


初回を見る限りでは、毎週楽しみ・・・とはならなかったけど、いちおう見逃し配信もされているので、1週間以内ならいつでも視聴できる。

しばらくはそういったサービスも利用しながら見ると思うけど、最後まで見るかどうかはちょっとわかりません。

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