アニメのキャプテン翼を大人目線で見ると、違った発見があって面白かった

2018年4月4日

アニメ

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テレビ東京で『キャプテン翼』のアニメ放送が始まりました。

すでにアニメ化されていたのは知っていたので、新しい章から始まるのかなぁ?と思っていたら、最初から作り直して放送されるとのこと。

大雑把には内容を知っていますが、だいぶ記憶も薄れていることもあり、とりあえず見てみることにしました。


大人になって改めて見ると、「え~~!?」と思うような、常識ではちょっとありえない状況が描かれるなど、気になる部分がいくつかあったので、今回はそういった点を取り上げてみようと思います。

アニメ『キャプテン翼』のココが気になった!

幼子から目を離す親

2歳くらいの翼が交通事故にあうエピソードがあります。ボールがクッションとなり、翼は無傷ですんだという、お話ですね。


アニメでは船長の父親が長期の航海に出るため、自宅マンション前まで親子でお見送りするのですが、両親がタクシーのほうに向かい荷物を積めている間に、ボールで遊んでいた翼が、道路に出てしまいます。

交通事故にあうというストーリーの流れとしてはわかるけれど、

なんでそこで目を離すかな?、そこはお母さんが翼を抱っこするか、手を引いてタクシーまで連れていかない?・・・と思ったのでした。


街中でボールを蹴る翼

小学生になり、静岡県南葛市へ引っ越してきた翼。引越しの手伝いもせず、ドリブルをしながら街の散策に出ます。


ほとんど人が通らないような田舎道ならともかく、ふつうに住宅地や商店街でもドリブルする翼。

電柱を狙ってキックしたり、歩道橋でリフティングしながら渡ったりと、もしなにかの弾みでボールがあらぬほうへ転がったときには、事故になりかねない。とくに商店街で人が行きかう中をドリブルなんて、迷惑でしかない。

改めてみると、翼って自己中だなぁ・・・と思ってしまいました。


なんかかっこ悪い石崎君

翼が街を散策していると、公園につきます。そこでは修哲小の若林君と南葛小の石崎君が、サッカーグラウンドの使用権をめぐって争っているところでした。

すでに石崎君が1回負けているようで、中学生の先輩を連れてリベンジしようとしている状況。


小学生のもめごとに中学生が出てくるのもどうかと思うし、先輩に頼ろうとする石崎君がなんかかっこ悪い。

石崎君はガッツのある少年という印象があったけど、最初のほうはこんなもんでしたっけ?

逆に、中学生相手にもひるまず、堂々と勝負をいどむ若林君がかっこ良く見えました。


翼の常軌を逸した行動

石崎君と若林君の勝負をみていた翼は、こんなすごい人がいたのかと若林君に興味を持ちます。

石崎君に若林君の家の場所を教えてもらうと、ボールに挑戦状を書き、丘の上から超ロングキックで若林君の家へボールを蹴る翼。


若林君に用があるからといって、人様のおうちにボールを蹴りこむなんて・・・。


ボールは若林君が直接キャッチし、メッセージを読むと、どんなヤツがこれを書いたのかと、指定された先ほどの公園へへ向かう。

その道中、翼と若林が道路をはさんで、ばったり会います。


自分に勝負を挑んできた人物が小さな少年と知り、実力を測ろうと翼に向かってボールを蹴る若林君。そのボールを受け、翼も蹴り返すのですが、目の前をちょうどバスが通過しようとしていました。

翼は車体の下の空間を狙ってキックすると、ボールはバスの下を通り抜け、若林君がキャッチ。


丘からボールを蹴ったとき、ボールが届かず通行人に当たったり、道路でも反対車線を車やバイクが通過してもし当たったら・・・とくにバイクの場合、転倒して重傷となってもおかしくなく、危険極まりない行為です。


最後に・・・

アニメと原作では多少異なる点もありますが、小学生のときに友達にすすめられて読んだときは、単純に翼はサッカー大好き少年という印象でした。

でも、自分が大人になって少し意地悪な視点で見ると、翼ってすごい自分勝手なヤツだったんだなぁ・・・と、子どもの頃にはまったく感じられなかった違った一面がみえて、思っていたよりも面白楽しく見られました。


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