ACL2018速報:水原三星ブルーウィングス対鹿島アントラーズの試合結果と感想は?先制点に結びついた遠藤康の判断が素晴らしかった

2018年2月21日

Jリーグ スポーツ 鹿島アントラーズ

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AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018H組みのグループステージ第2節で、鹿島アントラーズが水原三星ブルーウィングス(韓国)と対戦。

試合は前半8分と早い時間帯で金崎夢生が先制、後半にも追加点をあげ、終盤に1点を返されるも、鹿島アントラーズが水原三星ブルーウィングスに2-1で勝利しました。


【ACL】水原三星ブルーウィングス対鹿島アントラーズの感想

遠藤康の判断が素晴らしかった

鹿島のスローインからボールをつなぎ、エリア内中央にいた遠藤康にパスが通る。遠藤はディフェンスの裏を取る金崎に向けて浮き球のパスを選択。

金崎がキーパーの逆をつくような形でファーサイドへボールを流し込み、先制ゴールとなりました。


序盤に水原にはチャンスを作られていたけど、鹿島はまだ得点を狙えるようなシュートチャンスもなかったので、ここで遠藤がシュートを選択してもおかしくなかった。
あせらず冷静にパスを選択した遠藤のファインプレーと言えるでしょう。ナイス判断でした。


2点目も遠藤を基点に金崎がゴールを決める

貴重な追加点の演出をしたのも遠藤康。

ショートコーナーからの流れで遠藤がボールを持つと、ゴール前へ高く浮いたボールを放り込む。これを鈴木優磨がヘディングで折り返し、走りこんできた金崎が体ごとゴールへ押し込む形で、2点目を決めました。

1点だけではなにがあるかわからない。実際、終盤に1点を返されてしまっただけに、大きな追加点でした。


失点のシーンは水原の選手の意地を見せられた

前半にPKを与えてしまいましたが、キッカーのデヤン・ダムヤノビッチのシュートはコースが甘く、キーパーのクォン・スンテがセービング。

このPK以外にも水原には何度も失点してもおかしくないシーンを作られましたが、鹿島はなんとかしのいできただけに、そろそろ試合も終わろうかという時間帯で、水原に1点を返されてしまったのはもったいなかった。

ゴール前に人数はそろっていたんだけど、動くに動けなかった印象。体力的にきついのは水原も同じだと思うので、最後の最後で気持ちの強さみたいなものの差が出た感じでしたね。

第2節を終えて上位をキープ

第1節の上海申花との試合は1-1の引き分けだったので、鹿島は第2節を終えた時点で勝ち点4。その上海申花がシドニーFCに勝てば鹿島と勝ち点で並びますが、現時点では2位以上をキープ。

前節まで首位だった水原にアウェーで勝って勝ち点3を得たのは、大きいです。

とりあえずグループリーグは突破できそうかなぁ・・・と思うけど、そう思うのはまだちょっと早すぎますかね?

次の第3節はアウェーでシドニーFCと対戦で、3月7日に試合が行われます。


ACLグループリーグH組第2節:水原三星ブルーウィングス対鹿島アントラーズの試合結果

【スコア】
水原三星ブルーウィングス 1-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
 8分 金崎夢生(鹿島アントラーズ)
59分 金崎夢生(鹿島アントラーズ)
89分 クリストバン(水原三星ブルーウィングス)

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