羽生結弦は競技を引退してプロ転向する?2大会連続で金メダル獲得という偉業を達成

2018年2月17日

スポーツ

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17日の午前10時から平昌五輪でフィギュアスケート男子フリーが行われました。

前日のSPで首位に立つ羽生結弦選手は206.17点で、合計317.85点とし、SPで2位だったハビエル・フェルナンデス(スペイン)選手は合計では305.24点、同3位だった宇野昌磨選手は合計306.90点で終わり、この結果、羽生結弦選手が2大会連続で五輪金メダルを獲得しました。

羽生結弦、平昌五輪で自己ベスト更新ならずも金メダル

平昌五輪が行われている現時点で羽生結弦選手は、ショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)、トータルスコアの3部門で、いずれも世界記録を保持しています。

つまり自己ベストの記録が、世界記録という状態です。


16日のSPでは自己ベストの112.72にせまる111.68点で終わっただけに、翌17日のフリーでも自己ベストに近いスコアを出す、あるいは自己ベスト更新でトータルスコア330.43を超えるのでは?・・・なんて期待もしていたんですけど、フリーのスコアが伸びず、自己ベスト更新はならず。

フリーで206点台に終わったときは、逆転されちゃうかも?と心配でしたが、後続の選手もミスがありスコアを伸ばせず、前大会のソチに続き、金メダルを獲得できたので良かったです。


2大会連続で金メダルを獲得したことで競技を引退しプロ転向する?

前大会のソチ五輪ではミスをしながらも金メダルということで、羽生結弦選手自身も当時「満足していない」と答えています。

近年は怪我にも見舞われ、平昌五輪に向けての準備も満足にできなかったなか、大きなミスもなく金メダルを手にしたことで、ひとつ気になることも出てきました。


それはプロ転向・・・


アスリートの中では金メダルを獲得したことで競技人生に一区切りついたと、プロへ転向する方がいます。

日本では荒川静香さんが2006年のトリノ五輪で金メダルを獲得すると、同年に競技からは引退し、プロへ転向することを表明しました。


20代後半でも競技を続ける?

羽生結弦選手も前大会のときはまだ19歳だったので、4年後の平昌五輪でも競技者としてなんの迷いもなくやれる自信は持てたでしょうけど、次の大会では27歳。

フィギュアスケートは20代前半で引退する人も珍しくない競技なので、20代後半で最上位を争うのは厳しいです。過去の五輪で男子シングルの優勝者の年齢をみても、25~26あたりまで。


今大会でも20代後半で出場した選手は何名かいるので、競技を続けようと思えば続けられるとは思いますが、2大会連続で金メダルを獲ったことで羽生結弦選手が今後の進退を決断するのか、今はその点がとても気になっています。

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