ACL2018:川崎フロンターレ対上海上港の試合結果と感想、中村憲剛か家長昭博のどちらかで点を取れていれば・・・

2018年2月13日

Jリーグ スポーツ 川崎フロンターレ

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AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018が開幕、F組みのグループステージ第1節で、川崎フロンターレが上海上港(中国)と対戦。

試合結果は前半にエウケソンにゴールを決められ、0-1で上海上港が勝利。川崎フロンターレは黒星スタートとなりました。

【ACL】川崎フロンターレ対上海上港の感想

判断ミスが悔やまれる

前半23分、左サイドからクロスをあげられ、待ち構えるエウケソンの付近で、谷口彰悟がジャンプしてクリアしようとします。

早めに対応してピンチを防ごうとしたのかもしれませんが、目測を誤ってしまい、結果としてはかぶってしまったのが痛い。


エウケソンがトラップしてシュートするところで、登里享平がカバーに入りシュートコースを防ごうと試みるも、間に合わず。

キーパーも身体に当てて防いだかに見えましたが、弾かれたボールがポストにあたり、ボールはゴールマウスのなかには転がっていってしまいました。

クロスの対応、カバー、ブロックと、どこかで止める機会はあっただけに、もったいない失点でした。


シュート数では上海を上回るも攻撃陣は不発

昨年、圧倒的な攻撃力でJリーグを制した川崎フロンターレでしたが、先日のゼロックス杯と同様、いまいち迫力に欠けた印象。

上海は前半から最終ラインの人数を増やしてラインを高くしていたことも影響してか、川崎はパスでつないで崩す連携は見られず、何度かサイドから突破を図ろうともしましたが、相手にしっかり対応されてしまい、序盤は単純に放り込む形が目立っていました。


失点されたあとの30分過ぎ、相手のポジショニングが少し乱れたところで、エウシーニョが背後のスペースをつきクロスをあげると、中村憲剛がゴール前に走りこんで勢いのあるヘディングシュートを浴びせましたが、キーパーに阻まれてしまいました。

ここで決められていたら、良かったんですけどね。


後半も立ち上がりは上海に攻め込まれましたが、運動量が落ちてくると、川崎も得点チャンスが増えます。70分過ぎには小林悠から大久保嘉人へ、そして大久保から家長昭博へパスがつながり、家長がエリア内でシュート。しかし精度を欠き、ボールは枠外へ向かい、得点ならず。

シュート数は上海の8本より多い12本と多かったのですが、結局1点も取れずに負けてしまいました。


最後に・・・

ゼロックス杯の内容を見ると、強力な外国籍選手を擁する上海上港にはもっとやられてしまうんじゃないかと思っていましたが、守備では最小失点に抑えたし、攻撃もそれなりにできてはいた。

実力差的には上海のほうが上回っている印象なので、そのわりには健闘したと言えるかもしれません。しかし最低でも引き分けで勝ち点1を分け合うくらいのことはできたんじゃないかというのが、試合直後の率直な感想です。

ACLグループリーグF組第1節:川崎フロンターレ対上海上港の試合結果

【スコア】
川崎フロンターレ 0-1 上海上港(中国)

【得点者】
23分 エウケソン(上海上港)

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