【ゼロックススーパー杯2018】川崎フロンターレ対セレッソ大阪の試合結果と感想

2018年2月10日

Jリーグ スポーツ セレッソ大阪 川崎フロンターレ

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富士ゼロックス・スーパー杯2018で、昨年のJ1リーグを優勝した川崎フロンターレと天皇杯を制したセレッソ大阪が対戦しました。

いよいよ今シーズンも始まるんだな~と、いつもゼロックススーパーカップでシーズン開幕を感じます。

ゼロックススーパー杯2018:川崎フロンターレ対セレッソ大阪の試合経過

前半にセレッソが山口蛍のミドルシュートで先制すると、後半開始早々にカウンターから清武弘嗣が追加点をあげ、セレッソがリードを広げる。

川崎は2失点した直後に、PKを取得。これを小林悠が決め、1点差に詰め寄る。


試合の残り時間も徐々に少なくなってきた78分、高木俊幸のゴールでセレッソが勝敗を決定付けたかのように思われました。ところがアディショナルタイムでセレッソの守備の対応ミスから、川崎に加入した大久保嘉人がゴールを奪い、再び1点差に。

セットプレイでは川崎のゴールキーパーがセレッソのエリア内まであがり、ワンチャンスにかけたものの、点は入らず、タイムアップ。

今年のゼロックススーパー杯はセレッソ大阪が川崎フロンターレに3-2で勝利しました。


ゼロックススーパー杯2018:川崎フロンターレ対セレッソ大阪の試合結果

【スコア】
川崎フロンターレ 2-3 セレッソ大阪

【得点者】
26分 山口蛍(セレッソ大阪)
48分 清武弘嗣(セレッソ大阪)
51分 小林悠(PK)(川崎フロンターレ)
78分 高木俊幸(セレッソ大阪)
92分 大久保嘉人(川崎フロンターレ)


ゼロックススーパー杯2018の感想

試合開始直後からセレッソが積極的に攻め立てたことで、序盤の主導権を握り、試合を優位に進めるかと思っていました。

しかしゴール前の接触プレイで試合が止まると、中村憲剛がピッチサイドで監督となにやら会話している様子。その後、川崎の選手が何人か集まって、戦術の確認をしているようでした。

試合が再開すると、それまで防戦一方だった川崎がうって変わって攻めるようになり、攻守が逆転。しばらくは川崎の時間が続く。


選手の負傷による中断で流れが変わったかな?と思ったんですけど、セレッソがまるで教科書どおりといわんばかりの連携から、山口蛍のミドルシュートで先制。

セレッソの2点目は競り合いから杉本健勇が頭で清武弘嗣へつなぎ、清武も身体を張ってボールをコントロールし、落ち着いてゴールを決めた。この2人に限らず、セレッソのほうが競り合いの場面では勝っていたような印象。


川崎フロンターレはまだ本調子じゃない?

PKと終盤で点を取り返したとはいえ、昨年Jリーグ優勝したときのことを考えると、ちょっと川崎の出来が良くなかったかなぁ。

相手ゴール前でもあわてずボールをまわし、相手の守備にほころびがでたところで仕掛けて点を取るという、川崎の良い部分はあまり見られなかった。

なんかあわててプレーしているという感じ。これではACLはもちろんのこと、リーグ戦も思うように戦えず、勝ち点を取りこぼしてしまいそうで、ちょっと心配。


セレッソは昨年よりもさらに強くなった

逆にセレッソのほうは、失点の場面では対応ミスこそあったものの、リーグ優勝した川崎相手に内容では完全に上回っていたので、昨年よりもさらに強くなったと感じました。

途中、ボールをキープする清武と、清武を追い抜いてプレーの選択肢を広げようとする杉本がぶつかったときはヒヤッとしましたが、大事には至らなかったようでなにより。

まずはこの戦力でACLでどこまでいけるのか?、もしかしたらいいとこまでいけるんじゃないかと、期待感が高まります。

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