日本対中国の試合結果と感想:小林悠と昌子源が代表初ゴール【東アジアE-1選手権】

2017年12月12日

サッカー日本代表 スポーツ

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EAFFE-1フットボールチャンピオンシップ2017で、日本代表対中国代表との試合が行われました。

【E-1】日本代表対中国代表の試合経過

決定力の無さが目立つ

大島が負傷で井手口と交代する前半30分までは、日本のペースで試合を進められていた印象。しかし得点するまでには至らず、無得点で前半を終える。

後半12分に中国にディフェンスを崩され、センターバックの背後へのスルーに反応した中国の選手に、決定的なシーンを作られるも、キーパーの東口が立ちふさがりブロック。

小林悠と昌子源が代表初ゴール!

決め手を欠く日本は後半30分過ぎに川又、さらに阿部が投入されると、ようやく試合が動く。

後半39分、中国ゴール前へ攻め込み、いったんは阻止されるものの、ボールをキープし、再度しかける。

エリア内への縦パスで中央突破をはかると川又がポストプレーから、ディフェンスの背後へ動く小林へボールをつなげる。小林のシュートはキーパーに弾かれたが、こぼれ球が小林を追うように足元に転がり、反転しながら再びシュート。枠内におさまり、日本が先制する。


さらに後半43分、中国がクリアしたボールを中盤で昌子が拾うと、少し歩を進めてロングシュート。キーパーがジャンプしてなんとか触ろうとしたが、はじき出すことはできず、ゴールが決まりました。


アディショナルタイムで山本がエリア内で相手選手を倒してしまい、中国がPKで1点を返すものの、日本代表が中国代表に2-1で勝利しました。


【E-1】日本代表対中国代表の試合の感想

北朝鮮戦よりはよかった

守備を固める相手に対し、どうやって攻めたら良いのかわからないといった印象だった北朝鮮戦に比べたら、今回の中国戦のほうが良かったかな?というのが、試合後の率直な感想です。


中国は北朝鮮ほど守りの意識は高くなく、わりとスペースは空いていたので、カウンターをしかけるシーンや、サイドを崩してクロスを上げるシーンが多く見られました。

とはいえ、決定機をモノにできるほどのプレーはできず、やっぱりJリーグレベルの選手では厳しいのかな・・・とも思った一戦でした。


攻めあぐねてワンチャンスをモノにされるという、日本代表ではよくありがちな展開ともいえ、引き分けや負けで終わるよりは、勝って終わってくれたほうが良いので、結果にはひとまず満足しています。


最後にPKを取られたのは不満

残り時間も少なくなってきて、このまま引き分けるのだろうか?と思い始めたところで、小林と昌子がそれぞれ代表初ゴールを決めたので、それは素直に良かったです。

そのまま試合を終えられていたら、もっと良かったんですけどね~。


最後の最後でPKをとられてしまいました。

前線にいた中国の選手がボールをおさめて横パス。ボールをうけた選手がさらに右サイドへ流してつなげると、エリア内をドリブルする選手を山本脩斗が倒してしまった。


基点となる前線の選手にボールが通ったところで一人、体勢とボールをコントロールするところでもう一人、横にいた選手にパスを出すところでさらに一人と、計3度もボールを奪取する機会があったのに、誰も止められなかったのが悔やまれます。

ファールをしてしまった山本も、後手にまわって追いかける形になってしまったので仕方ない部分もあるけれど、そこはファール無しで抑えてほしかったです。


【E-1】日本代表対中国代表の試合結果

【スコア】
日本代表 2-1 中国代表

【得点者】
84分 小林悠
88分 昌子源
90分+ ユー・ダーバオ

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