「通勤のときにスニーカーというのは変じゃない?」と思う方もいるみたいですが、個人的には良い試みだと思います。
スニーカーで通勤しても変と思わない理由や、スニーカーで通勤するようになったきっかけなどを紹介していきたいと思います。
スニーカーで通勤するのは変?カジュアルなファッションにすることで違和感は消える
ビシッとしたスーツを着用した政治家がスニーカーを履いていたら、やっぱり違和感はあります。なので、人前に出るところではスニーカーじゃないほうが、無難ですね。
しかし通勤時に限っては、スニーカーを履いていたとしても、全然変には思いません。
なぜ変に思わないのか?
有名人ならともかく、サラリーマンやOL風の人が通勤時にスニーカーを履いていたからといって、誰もそんなことに関心はないからです。
仕事として営業で来たサラリーマンがスニーカーを履いていたら、あるいは会社の会議で、お茶を出しにきた制服姿のOLがスニーカーを履いていたら、「あれ?」と思うかもしれません。
でも、通勤時の電車内でたまたま隣にいた見ず知らずの人が、革靴だったのか、パンプスだったのか、スニーカーだったのかなんて、とくに気にしませんよね?
私の生活圏内では、それくらい無関心です。
スニーカーで通勤したいと思っているけど、どうしても他人の目が気になるようでしたら、秋冬の季節であれば、スーツの上から着用できるカジュアルなデザインのコートやジャケットなどを合わせるのが良いでしょう。
スニーカーで通勤するようになったきっかけ
私も以前勤めていた会社の通勤時はスニーカー。どうしてスニーカーで通勤するようになったかというと、自宅と会社のそれぞれの最寄り駅が、けっこう距離があったためです。
ゆっくり目で歩いた場合ですが、自宅から最寄り駅までは徒歩15分ほど、会社の最寄り駅までは徒歩25分くらい。片道だけでも40分は歩くことになります。
雨の日にそれだけの時間を歩くと、靴が濡れて汚れてしまいます。
汚れても手入れをすればある程度キレイにはなるけど、濡れてしまうとかなり歩きにくい。
通勤時に雨でも歩きやすく汚れてもいいようにと、スニーカーで通勤するようになったのです。
仕事のときに履く靴は会社に置いておくことができたので、仕事用と通勤用にわけて靴を履き替えていました。
スポーツ庁がスニーカーでの通勤を推奨する理由
スニーカーで歩くことで健康増進を図る
私の場合は天候が大きな理由でしたが、スポーツ庁がスニーカーで通勤することを推奨する理由としては、スニーカーでより多く歩いてもらい、健康増進を図るという考えがあるみたいです。たしかにスニーカーなら一駅分歩いてみようと思いますが、残念ながら自宅から一駅分歩いて電車に乗っても、運賃が変わらない。
少しでも交通費が浮かせれば、歩くんですけどね~。
健康と時間+お金を天秤にかけると、「健康<時間+お金」になってしまう・・・。
ちょっとくらい歩くのはかまわない
でも、スニーカーを履くようになってからは、お昼の休憩時間もスニーカーで外出していたので、少し距離のあるお店へお昼ご飯を食べに行ったりしていました。オフィスのあるビルでは、エレベーターを使わず階段で移動したりとか。
「ちょっとくらい歩くのはかまわない」。
スニ-カーを履くことで、自分でも不思議とそう思えるようになりましたので、同様に思う人は少なくないと想像できます。
最後に・・・
革靴やパンプスでは歩きにくい、疲れるといった人も多そうだから、スニーカーで通勤する人は珍しくないくらいに思っていました。わざわざスニーカーで通勤を薦めるということは、スニーカーで通勤している人は、まだかなりの少数派なのかな?
私は周囲の目を気にすることはなかったから、スニーカーで通勤できていました。
でも、なかには「同じ会社の人は誰もスニーカーで通勤していない」と、他人の目を気にしちゃう人もいるだろうから、スニーカーで通勤するというスタイルがはやく定着すると良いですね。