サッカー日本代表イラク戦のメンバー発表!試合日程と現在の順位は?今野の状態しだいでは新戦力を起用する可能性も

2017年5月25日

サッカー日本代表 スポーツ

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6月にロシアワールドカップのアジア最終予選が行われます。この予選に向け、日本代表メンバー25人が発表されました。

今回召集されたメンバーや試合日程、現在の日本代表の状況などを紹介していきます。

6月のイラク戦に挑むサッカー日本代表メンバー

GK
川島永嗣(FCメス/フランス)
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)

DF
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルク/ドイツ)
長友佑都(インテル/イタリア)
宇賀神友弥(浦和レッズ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
三浦弦太(ガンバ大阪)
昌子源(鹿島アントラーズ)
槙野智章(浦和レッズ)

MF
山口蛍(セレッソ大阪)
遠藤航(浦和レッズ)
今野泰幸(ガンバ大阪)
加藤恒平(PFCベロエ・スタラ・ザゴラ/ブルガリア)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
倉田秋(ガンバ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)


FW
久保裕也(ヘント/ベルギー)
本田圭佑(ACミラン/イタリア)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
乾貴士(エイバル/スペイン)
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)
宇佐美貴史(アウグスブルク/ドイツ)※追加召集

サッカー日本代表の試合日程

国際親善試合
6月7日/19時25分試合開始
シリア代表(東京スタジアム)

ワールドカップアジア最終予選
6月13日/21時25分試合開始
イラク代表(PASスタジアム)


ワールドカップ最終予選の現在の順位

ワールドカップ最終予選の現在の順位を確認しておきましょう。

  1. 日本(16)
  2. サウジアラビア(16)
  3. オーストラリア(13)
  4. UAE(9)
  5. イラク(4)
  6. タイ(1)

()内は勝ち点です。
日本とサウジアラビアが同じ勝ち点で並び、得失点差1で上回る日本が、グループ首位となっています。

今回の試合を含め、残り3試合。しかも上位のサウジアラビア、オーストラリアとの試合が残っているので、イラク戦は絶対に勝っておきたいですね。


今回選ばれたサッカー日本代表メンバーについて

3月の日本代表メンバーから、思っていた以上に顔ぶれが変わったな・・・というのが率直な感想です。3月のときはこれまでの経験を重視した印象が強かったけれど、今回は新戦力も試したいという監督の意図がなんとなく伺えます。

GK、センターバックでは長らく代表に名前を連ねていた西川周作(浦和レッズ)、森重真人(FC東京)が外れました。監督曰く、パフォーマンスに満足していないとのこと。

2人とも代表での経験はあるので、この段階で代表から外れるとはちょっと意外でもありました。

ボランチは今野の状態しだい

ケガで長谷部誠が今回も召集を見送られましたので、一番気になるのが中盤の守備のポジション。

基本的には山口蛍、今野泰幸がベストなのでしょうけど、今野泰幸も試合に出られるのかどうか微妙なところ。そのためボランチができそうな選手を多めに招集した感じです。

とくに加藤恒平はまったく知らないので、どんな選手だろうと興味が沸きます。彼に対して監督はボールをとる人という認識。すぐに試合に出すわけではないが、今野の状態が分からない以上、必要になるかもしれないと言っていました。


中盤の攻撃的なポジションでは清武弘嗣が外れました。少し前まではJリーグの試合も欠場していましたし、やはり今野がダメだったときの候補を増やすために、外されるのもしょうがないですね。

FWは乾貴士が復帰するも、宇佐美貴史も追加招集

FWのポジションでは宇佐美貴史が外れ、乾貴士が召集されました。

前回の代表戦から今回の代表戦までの所属クラブでの過ごし方を見る限り、この判断は当然のものと思えます。

しかし乾貴士と浅野拓磨が足の状態が良くないということもあって、後日、宇佐美貴史も追加招集されました。

今回の2試合で、乾貴士にできるだけプレーする時間を長く与えて、どれだけのことができるか見たかったけれど、無理させて悪化させるくらいなら、休んでほしいな・・・とも思う。


あと本田圭佑も試合にはほとんど出ていませんが、前節久しぶりに試合に出場し、フリーキックから得点を決めた。ミランではハードな練習もこなしているので、監督としてはそれでじゅうぶんという判断のようです。

サッカー日本代表メンバーに期待すること

イラク戦は勝って勝ち点3を取りたい、勝つためには得点が必要です。

FW陣の面子をみると、所属クラブではバシバシ点を取っている選手が久保くらいしかいないというのが、少し寂しいですね。

原口、大迫がレギュラーポジションを確保しつつあり、そこに乾も加わってきましたが、クラブではエースストライカーのサポート役といった印象が強いです。
岡崎はドイツで2年連続二ケタ得点を取りましたが、レスターに移籍してからは、やはりサポートに徹しています。

欧州の主要リーグで点を量産できる選手が出てきて欲しいな・・・と思いました。


そして今回一番心配なのは、ボランチのポジション。

代表メンバー発表のときからハリルホジッチ監督が何度も口にしていましたが、結局は今野のコンディションしだいという点。

試合に出られるかどうかの選手をあてにしないといけないほど、人材が不足しているようにも感じ、少しでも早くこのポジションを任せられる選手が出てきて欲しいです。


アジア最終予選の前に国内で親善試合もあります。

今野の状態に関係なく、ボランチはこの選手でいこうと、監督に思わせられるだけのパフォーマンスを、誰か見せられたら良いんですけどね。

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