森脇良太の暴言や差別行為が問題に!?過去にはカイオやダヴィにも

2017年5月5日

Jリーグ スポーツ 浦和レッズ

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4日に行われたJ1リーグ第10節の浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦で、試合中に浦和の森脇良太選手が、鹿島のレオ・シルバ選手に対し、侮辱的な発言や差別的な行為をしたと注目が集まりました。


小笠原満男、森脇良太のそれぞれの主張

メディアでは小笠原満男選手、森脇良太選手双方の言動が報じられていますが、改めて整理しておきます。

小笠原満男の主張

  • 森脇良太がレオ・シルバに対して「臭い」と言った
  • 鹿島に在籍していたカイオやダヴィにも森脇良太は暴言を繰り返している
  • 言葉の暴力、差別と捉えられてもおかしくない

森脇良太の主張

  • 自分の顔につばがかかったので「臭い」と発言はした
  • 小笠原との口論のなかでの発言であり、レオ・シルバに言ったのではない
  • レオ・シルバが差別発言と認識したのならもっと怒るはずだが、そうは見えなかった
  • 日本人、外国人選手に対し、侮辱発言をしたことはない

小笠原は森脇の言動を、言葉の暴力や差別行為として見逃してはいけないという。

いっぽう森脇は試合中カッとなって暴言を吐くことはあるが、事を大きくしようとする小笠原の本意がわからないとのこと。



差別行為はあったのか?問題のシーンを映像で確認

映像を見る限りでは、レオ・シルバが森脇良太に顔を近づけ、なにやら言っている。それに対するリアクションとして、森脇良太はレ・シルバのほうを向きながら、一瞬ですが、右手で口と鼻を覆うような仕草をとった。

他の選手と口論するときも、口元を手で押さえる行為をしていたのかは確認できませんでしたが、レオ・シルバのほうを向いて口元を手で覆っていたのは間違いないようだ。

相手が日本人選手じゃなく、外国人選手だったので、傍から見れば、人種差別的な行為と見る人がいても、おかしくはない。

本人にその気がなくとも、そう思われても仕方のない仕草でした。


森脇良太には侮辱や差別行為の意識が薄いのが問題?

森脇良太のインタビューの内容を読む限りでは、森脇良太自身は差別や侮辱するという認識はなかったのでは?と感じました。

自分の感情を発散させるために、対戦相手に罵詈雑言を浴びせただけで、侮辱や差別ということまでは意識していないのかな?と。

彼にとってはあのような言動は、不良やヤンキーがからんだり、挑発するような、そういったレベルの認識なのかもしれません。

なので、森脇の前にいたのがレオ・シルバじゃなく、日本人の選手でも「臭い」と言ったでしょうし、自分の顔の前を手で覆う仕草もしたことでしょう。


とはいえ、暴走族同士のケンカじゃないんだから、言われた選手がどう捉えるか、それを聞いた第三者がどう感じるか、そこがポイントです。


レオ・シルバはガッカリしたけど自分も大人になった、言葉の暴力から違う意味の暴力に発展する恐れがある・・・と懸念している。

小笠原も同じことを繰り返して、立派な言葉の暴力とみている。


森脇がどう思って発言したかなんて、他人はそこまで深く考えない。試合で顔をあわせるたびに、相手に暴言を吐いていると思われているのなら、それは森脇のほうが悪いと思う。

森脇自身も子どもじみた発言と言っているので、自分でもわかっているなら、今後はそういったことを言わないよう、謹んでほしいですね。

ペナルティが科されても自業自得

スポーツ報知の記事では、森脇が「死ねよ」と発言していたとのこと。

試合後のインタビューの時にはそこまで判明していなかったみたいですが、森脇の気性を推測すると、「死ねよ」も言葉のあやというか、本気でそう思って発言したのではなく、悪口の一例として出てきただけと思います。

ただ、ケンカではなく、スポーツである以上、仮にそういう発言をしたのであれば、とても残念です。

鹿島の選手の証言、森脇も一部発言は認めているので、もしかしたらなにかペナルティが科されるかもしれないけど、自業自得だと思う。

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