社員が1ヶ月で会社を辞めた経緯や理由

2017年4月26日

暮らし

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新年度となってもうすぐ1ヶ月。

新入社員のなかにはこの約1ヶ月間で、もう仕事辞めたいと思う人も少なくないことでしょう。以前私が働いていた職場でも、最初の1ヶ月までの間に辞めてしまう人が何人かいました。

今回はそういった方たちのなかで、とくに印象に残っている方を紹介したいと思います。

1ヶ月の間に会社を辞めた人の経緯や理由

研修1日目で辞めた人

単純に自分が考えていたような仕事内容ではなかったというのが、大きな理由と思われます。

入社する前に想像していたことと違った・・・というようなことは、少なからずあります。この方の場合は、そのギャップが大きかったんでしょうね。

当時の私の価値観では、せっかく就職したのに、すぐに辞める決断をするということが信じられませんでしたから、初日で辞めちゃう人もいるのかと、正直ビックリしたのを覚えています。

でも、潔いですね。



1週間で辞めた人

この方の場合は、辞めざるを得なかったというのが正しいです。

会社によっては試用期間というものを設定しているところもあります。

私が働いていた職場では試用期間というものはきっちり設定しているわけではなかったのですが、会社で働いていけるかどうかを、上司が研修期間で見ていました。

その結果、うちでは厳しいと判断され、辞めることに。

他の会社ではどうなのかわかりませんが、こういったケースは珍しいパターンだったので、記憶に残っています。


2週間で辞めた人

こちらの方は、給与の面で辞めてしまいました。

結婚して赤ちゃんがいるため、将来的にお金が必要なことは明らか。しかし営業職だったので、基本給プラス歩合給という不安定なものでした。

本人はがんばればがんばったぶんだけ給料が増えるという考えもあったみたいですが、奥さんのほうがもっと安定した収入を希望。

基本給だけではさすがに厳しいですからね、奥さんが不安になるのも当然のことかと思います。


1ヶ月で辞めた人

ここまで紹介してきた方は、いちおう事前に辞めるという連絡があった上で辞めているのに対し、こちらの方はなんの連絡もなしに辞めてしまったということで、印象に残っています。


ある日、出勤してきていないことがわかり、どうしたんだろう?と、オフィス内がちょっとザワつく。上司が自宅に電話をして、母親と話した結果、どうやら辞めたいということらしい。

1日で辞めた人と同様、自分が思っていたのとは違った・・・ということなのでしょうけど、まったく連絡もなしに突然辞めてしまう人って、ほんとにいるんだな~、と。

最近ではとくに珍しくもない話とは思いますが、実際に経験したことがなかったので、いまだに忘れずに記憶に残っています。


短期間で会社を辞めた人をみて思うこと

仕事を辞めるということは、いまもネガティブに思われがちです。でも、辞めていった人と一緒に働いてみた限りでいえば、人には向き不向きがあったり、生活環境や価値観によって、かなり個人差があると感じました。

みんながみんな、自分にはこういう仕事が向いているというのを把握し、希望通りその仕事に就けるというわけでもないですしね。


辞めずに済むならそれに越したことはありませんが、自分にとって働きやすい環境ではなかったり、一生その会社で働きたいとまでは思えないようであれば、辞めるというのも一つの選択肢です。


私の同級生のなかには、専門学校にいって好きな職業に就職した人もいるのですが、数年で辞めて、まったく別の職種で働いています。転職した理由は、景気に左右されず、給与も含め労働環境が良かったから。

初めは自分の好きな職業に就くため専門学校まで行き、どんな仕事かもわかった上で入社。それでも、ふだんの生活や将来性を考え、転職したのです。


将来、自分や家族がどうなりたいか?

そこが最も重要なことだと思います。

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