【A LIFE~愛しき人~】最終回のあらすじと感想(ネタバレあり)

2017年3月26日

ドラマ

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「A LIFE~愛しき人~」は海外で経験を積んだ外科医の主人公が、恩師が経営する日本の病院で勤務することに。院長、副院長を始め、現場で働く医師やナースらと時にはぶつかり合いながらも、患者の命を救うことを第一に考え行動する、医師の活躍を描いたドラマです。


A LIFE~愛しき人~最終回のあらすじ

壇上病院副院長・壇上壮大(浅野忠信)の一室。壮大と妻の深冬(竹内結子)、沖田一光(木村拓哉)が手術について話をしていた。手術は沖田にしてもらいたいと妻の深冬に言われた壮大は、激しく怒る。

そこに深冬の父・虎之介(柄本明)が部屋に来て、壇上病院の経営について問い詰められる。後から羽村圭吾(及川光博)、榊原実梨(菜々緒)も入室し、壮大が病院をなくしてしまおうと考えていたこと、深冬の手術が失敗してしまえばいいと発言していたことを証言する。

手術の準備を必死になってやっていたと、壮大をかばう沖田。しかし壮大は部屋から出て行ってしまう。壮大の後を追いかけ、手術などこれからどうするのか問う沖田。

手術は沖田がやればいい、みんなそう思っていると。そして以前、病院内で沖田と深冬が抱き合っていたことも怪しみ、半ば自暴自棄になっている壮大は、そのまま病院を出て行ってしまった。


少し時間が流れ・・・羽村は医師やナースに副院長が解任されること、結果的に副院長を売った、自分も辞めるとみなに告げる。

深冬の手術の前にどうしてあんなことを言ったのかと尋ねる沖田。沖田が来てから副院長が壊れはじめた、友達としてこれ以上ほっておくと危険だと思ったと答える羽村。


2週間が経過、深冬の手術が3日後に行われる。その間、病院を出て行った壮大と誰も連絡を取れていない様子。

そしてついに深冬の手術が行われる。思っていた以上に患部が悪化していたことで、手術は途中で切り上げることとなった。
再手術が必要。手術後、沖田は深冬の現状を壮大にメールで伝えるも、連絡はない。


次の手術に備えるなか、深冬のおばが沖田を訪ねてくる。
最初の手術の前に深冬から預かったノートを、沖田から壮大に渡してほしいと頼まれる。

後日、沖田が深冬の様子を伺いに行った際、深冬がどうして沖田に手術してほしいと思ったのか、理由を話す。会話の内容は視聴者には伏せられ、話を聞いたであろう沖田が深冬の病室から出て行く。

次の手術の日程も決まったところで、沖田は壮大に会いに行った。


他には誰もいないであろう壮大の実家に、彼はいた。

沖田は壮大に、深冬が手術を沖田に頼んだのには理由があると説明。もし万が一のことが起きた場合、父親が手術したことで母親に何かあったと娘が知ったら悲しむだろうと。

自分には話さず、沖田には話したことが面白くないのか、壮大は子どものころからの不満を沖田に愚痴る。自分の存在価値を否定する壮大に対し、沖田も昔から思っていたことを正直に話す。

「自分の価値に気づけてないのは、自分が認めてないだけだろ」と諭すと、深冬が娘に向けて書いたノートを壮大に手渡す。その際、「深冬はお前を待ってる。彼女の命を救うには必ずお前のチカラが必要なんだよ。」と言い、沖田は帰っていった。


そして深冬の再手術の日を迎えた・・・

A LIFE~愛しき人~の感想

結末から言いますと、再手術の直前に壮大が病院に来て、沖田と一緒に手術を行い、手術は無事に終わってハッピーエンドとなります。

再手術が必要となったところで、ラストがこうなるであろうことはなんとなく予想がついていたけど、手術後に病室で深冬と壮大が会うシーンは、ちょっとウルッとさせられました。


初回を見た直後は、自分の好きな過去の医療モノドラマと比べると、そんなに面白くないかなぁ・・・なんて思ったりもしましたし、改めて全体のストーリーを思い返しても、話自体は特別なものじゃない。

海外で実績を積んだ医師が帰国し、病院で働く。主人公の周りの人間関係を絡めながら、一般の患者のほか、自分の身近な存在の人の手術も行う・・・というだけですからね。

でも、出演する俳優陣が良かったのか、回を重ねるごとにドラマの世界に引き込まれていました。


腕の良い医者が単に難易度の高い手術をこなすだけのドラマではなく、人間愛、家族愛みたいなものに、より重点を置いたヒューマンドラマといった感じで、最初に思っていたのとは違ったけど、最後まで楽しみながらみることができました。

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