日本代表対UAE代表の試合結果と感想【W杯アジア最終予選第6節】

2017年3月24日

サッカー日本代表 スポーツ

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サッカーワールドカップアジア地区最終予選で、日本代表はUAE代表と対戦しました。

スタメンはGK川島永嗣、最終ラインはセンターバックに森重真人、吉田麻也、サイドバックは左に長友佑都、右に酒井宏樹。中盤のアンカーに山口蛍、インサイドハーフに香川真司と今野泰幸。1トップは大迫勇也で左右に原口元気、久保裕也の布陣。長谷部誠が離脱したので、ゲームキャプテンは吉田麻也が務める。

所属クラブで第3GK的な立場の川島永嗣が選ばれたことは意外と思いましたが、あとは想定の範囲内に落ち着いたかな?

日本代表対UAE代表の試合経過

UAEのホームということもあって、立ち上がりは相手の選手の動きも良く、どこから崩せるんだろう?と思うほど。パスの出しどころを探すのに精一杯で、度々後方まで戻すシーンが見受けられました。

しかし前半14分、右サイドでボールを受けた酒井宏樹がスルーパスを出すと、相手の裏をうまく取った久保裕也がボールをキープ。そのまま持ち込み、あまり角度のない位置でしたが、ニアのゴールポスト脇を抜けるシュートを放ち、日本が先制。


UAEにもビッグチャンスが訪れる。前半20分、日本陣内でボールを奪ったUAEの選手がスルーパスを出す。これを通されてしまい、キーパーと1対1の局面を迎えるのですが、キーパーの川島が距離を詰めてシュートをブロック、窮地を切り抜けた。


後半も早い時間帯で日本が追加点を挙げます。

51分、大迫がポストプレイで体勢を崩しながらも久保にボールをつなげると、久保はファーサイドへクロス。

一番外側で待ち受けていたのは今野で、胸でトラップしつつ、対応するディフェンダーとボールの間に自身が入るようにコントロールしシュート。
ゴールキーパーは反応しきれず、ゴールが決まりました。

リードが広がり、UAEも積極的に攻めてきますが、日本もカウンターでチャンスメイク。そのままスコアは動かず、2-0で日本代表がUAE代表に勝利しました。

日本代表対UAE代表戦の感想

前回日本のホームで負けた相手で、今回はアウェー。厳しい戦いになると思っていたので、早い時間帯で先制点がとれたので、見ているほうとしても、だいぶラクな気持ちになれました。

もっとも、前半20分にキーパーと1対1まで持っていかれた場面と、後半開始早々にUAEの左サイドからのクロスで、あわや・・・というシーンもあったので、その瞬間だけはヒヤっとしましたけど。


キャプテンの長谷部誠が欠場で心配された中盤の守備も、抑えるところはしっかり抑え、とくに日本にとっては危険な存在となるUAEのMFオマル・アブドゥルラフマンに決定的な仕事をさせなかったことが、大きかったですね。


強いて気になった点を挙げるとすれば、日本のスローインがなかなかマイボールで収められないこと。
付近の味方にあててスロワーに戻し、大きくフィードしたり、ボールをキープできる自陣まで戻すことができず、あっさりと相手ボールにされてしまうことが多かった。

スローインからでも素早く攻撃につなげられるようなプレーを心がけていたのかもしれないけど、あまりにも簡単にボールを失っていたので、ちょっと気になりました。


まぁ、この試合は内容よりも結果が重要。
アウェイだし、最悪引き分けでも・・・と思う部分もあったので、勝ち点3を得られただけでじゅうぶんです。


日本代表対UAE代表の試合結果

【スコア】
日本代表 2-0 UAE代表

【得点者】
14分 久保裕也
51分 今野泰幸

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