今回召集されたメンバーと試合日程は以下のとおりです。
GK
西川周作(浦和レッズ)
川島永嗣(メス/フランス)
林彰洋(FC東京)
DF
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
森重真人(FC東京)
昌子源(鹿島アントラーズ)
植田直通(鹿島アントラーズ)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルク/ドイツ)
長友佑都(インテル/イタリア)
槙野智章(浦和レッズ)
MF
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
山口蛍(セレッソ大阪)
今野泰幸(ガンバ大阪)
髙萩洋次郎(FC東京)
倉田秋(ガンバ大阪)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
清武弘嗣(セレッソ大阪)
FW
本田圭佑(ミラン/イタリア)
浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
宇佐美貴史(アウクスブルク/ドイツ)
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
試合日程
3月23日/日本時間で24日の0時30分試合開始)UAE代表(ハッザーア ビンザーイド スタジアム)
3月28日/19時35分試合開始
タイ代表(埼玉スタジアム2002)
今回選ばれたサッカー日本代表メンバーの印象は?
ゴールキーパーはFC東京の林彰洋が選ばれましたが、ガンバ大阪の東口順昭が試合中の負傷があってのこと。それを除くと倉田秋、今野泰幸、髙萩洋次郎の中盤の3人が目新しいくらいで、全体的には昨年までのメンバーが中心となっています。
アウェイのUAE戦は最悪でも引き分け、ホームのタイ戦は絶対に勝たなければならない。
そう考えると、ガラッとメンバーを変えて一から監督の考え方を教え込むなんてムリですから、無難なメンバーに落ち着いたかな?という印象です。
ただ、今回は召集しなくても良かったのでは?と思う選手もいる。
代表メンバー発表の際、監督自身が本田圭佑と宇佐美貴史については疑問、質問があるかもしれないが・・・というとおり、この2人、とくに本田圭佑の選出はちょっと疑問を感じました。
本田圭佑の召集について
2016-2017シーズンが開幕してから、本田圭佑は昨シーズンよりも出場機会がめっきり減って、2017年に入ってからはほとんど実戦でプレーしていない。最近は打撲で遠征メンバーから外れたり、インフルエンザで練習を休んだというニュースもあり、コンディション的にも不安を感じさせます。
イタリアからUAE、そして日本と長距離移動となり、日本代表の練習時間も限られたものになるでしょうから、チームとして特別になにか新しい取り組みをするということも考えられにくい。
これまで長く代表で活動してきたのだから、今回だけ外れてもあまり影響はないはず。
むしろ、今の状態でもし試合に出ることになったら、ほんとに大丈夫?と不安のほうが大きいです。
本田圭佑の代わりになる選手がいない、経験を重視というハリルホジッチ監督の考えも、理解はできるんですけどね。
ACミランは3月18日にホームでジェノアとの試合があります。レギュラー陣の何人かが負傷や警告により出場できない状況。
本田圭佑が試合出場の機会を得るのでは?というメディアもあるので、今回は代表に選ばれたことだし、試合に出て少しでも不安を解消してくれたら・・・。
今回の2試合が終わったあとの日本代表の試合スケジュールは、6月に親善試合とアジア予選のイラク戦。
8月末からアジア予選2試合があります。
6月は欧州の主要リーグは終わっていて、つかの間のオフ。
そのころには本田圭佑の次の移籍先もハッキリするでしょうから、6月もムリに召集せず新シーズンに備えさせ、8月末からのアジア最終予選残り2戦のためにしっかり準備してほしいというのが、今現在の気持ちです。