サッカーのワールドカップ出場枠数が2026年から48チームに決定

2017年1月10日

サッカー スポーツ

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ワールドカップ本大会に出場できるチーム数は現在32ですが、2026年大会から16チームぶん増え、計48チームが出場すると、国際サッカー連盟(FIFA)が決めたとのこと。

増加するかもしれないというニュースは、昨年からちらほら出ていたけれど、40チームなのか、48チームなのかはっきりしていなかった。

まず出場枠を増やすことを決定、そのあといくつ枠を増やすのかを決めていくもんだと思い込んでいたので、同時に発表され、ちょっとビックリした。


本大会の予選リーグはどうなる?

ワールドカップの本大会では、予選リーグとトーナメントの2段階があります。
現在の予選リーグは4つのチームが一組となるので、計8つのグループができます。

各グループ内で総当りで試合を行い、勝ち点で上位2チームがトーナメントへ進出する形式です。
32チームのうち、16チームがトーナメントへ進出するわけですね。


この16という数字が肝心で、各チームがトーナメント1回戦を戦うと準々決勝へ進出するチームは8。
以下、準々決勝、準決勝と試合が進むと、勝ち残るチーム数は8→4→2となり、ちょうど決勝戦で戦う2チームが決まるわけです。


これが48チームで1組4チームだと12のグループができる。
今までどおり上位2位以内がトーナメント進出だと、24チーム。

24チームでトーナメントをすると、24→12→6→3・・・と、数が半端になってしまいます。


各グループ首位の12チームとグループ2位の中から成績上位の4チームを選べば、ちょうど16チームじゃん!・・・と思ったけど、勝ち点、得失点など、成績上位の4チームがキレイに成績順に並ぶとは思えない。

それに1回戦で首位同士で戦う組み合わせと、首位と2位の組み合わせで不公平感も出る。


予選リーグはどうするんだろう?というのが、出場枠が増えるというニュースを聞いたときの率直な疑問でした。


2026年大会では3チームで1組、上位2チームがトーナメント進出

2026年大会からは3チームで1組、計16のグループで予選リーグが行われるとのこと。

トーナメント用にグループ数を16にするのはいいんだけど、3チームって、これはこれで半端ですね・・・。


3チームしかないから、2チームが試合の日は、1チームが休みになってしまう。
「試合、試合、休日」「試合、休日、試合」「休日、試合、試合」と、スケジュール面でやっぱり不公平感も出る。


3チームの中から2チームがトーナメントへ進出するというのも、なんだかねぇ・・・。

なにより悲しいのが、トーナメントに進出できなければ、たった2試合しか見られないこと。


1組3チームは日程と試合数が、1組4チームではトーナメントの組み合わせで問題がある。

じゃぁ、1組6チームならどうか?と思ったけど、そうすると予選リーグだけで5試合もこなさなくてはならない。
予選リーグで疲弊してトーナメントでは、ケガのリスクも高まるし、レベルの高い試合は難しそう。

1組で6チームは現実的ではないですね。

やはり1組4チームが理想なんだけどなぁ。

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