横浜のMF中村俊輔(38)が磐田へ移籍することが、29日までに決定的となった。関係者によると契約は2年で、年俸は約1億2000万円。関係者によれば移籍先での住居や、自宅がある横浜との移動についてなど、具体的な話し合いも進んでおり、磐田は背番号10を用意しているという。正式な契約は年明けになる可能性が高い。
(日刊スポーツより引用)
11月にジュビロ磐田が中村俊輔にオファー
先月にジュビロ磐田が中村俊輔にオファーというニュースもあったけれど、このときはまだ移籍するかもしれないという可能性の話であって、現実味は感じませんでした。昨日の29日に行われた天皇杯準決勝で横浜Fマリノスが鹿島アントラーズに0-2で敗退し、クラブの今シーズンの活動は終了。
束の間のオフシーズンに入り、来シーズンへ向けて準備を整えることになります。
当然、移籍する選手も出てくるので、中村俊輔にも移籍の話があってもおかしくはないのですが、契約してくれるならどのクラブでもいい・・・というレベルの選手ではないし、クラブ側も引きとめるために手を尽くすだろうと思っていました。
クラブの方針に合わなければ移籍する選手も・・・
しかし、ここ最近の横浜Fマリノス関連のニュースでは、不動のレギュラーとして活躍している中澤佑二選手に対して年俸半減の条件を提示、2年間クラブを率いたモンバエルツ監督が続投となり、一部の選手からは不満が出るなど、あまり良い話はなかった。クラブの選手に対する考え方が雑というか、ぞんざいというか、クラブ側と選手の間に壁や溝を感じさせます。
また、浦和レッズや鹿島アントラーズなど、今年好成績を残したクラブが着々と補強を進める中で、横浜Fマリノスにはそこまでの積極性が感じられない。
傍から見ててもそう感じるくらいですから、直接関わる選手が不信感や不安を感じてもおかしくはない。
となると、中村俊輔がジュビロ磐田へ移籍する可能性は低いと思っていたけれど、オファーがあれば真剣に考えて、移籍という決断もじゅうぶん有りえるんじゃないかと思えてきます。
これまでにも横浜Fマリノスからはチームの顔といえるような選手が、クラブの方針もあって他クラブへ移籍するというケースはいくつかありましたしね。
まだ移籍が決定的というだけであって、決定したわけではないけども、こうしてニュースになるほどですから、今は移籍するのは確実なんじゃないか・・・と思っています。