前半と後半のアディショナルタイムに、レアルのベンゼマとC.ロナウドが得点し、2-0でレアル・マドリードがクラブ・アメリカに勝利しました。
この結果、クラブワールドカップ決勝はレアル・マドリード対鹿島アントラーズというカードになりました。
【スコア】
レアル・マドリード 2-0 クラブ・アメリカ
【得点者】
ベンゼマ(46分)
C.ロナウド(93分)
レアル・マドリード対クラブ・アメリカの試合の感想
実力的にレアル・マドリードが上と思っていたので、勝つだろうとは予想していたけど、クラブ・アメリカがけっこう粘りをみせた。レアルの得点シーンも完璧にやられたというほどではなく、ベンゼマ、C.ロナウドがよく決めたといった印象でしたし。
前半終了間際に点が入っていなかったら、昨日の鹿島アントラーズと戦ったナシオナルのように、レアルもかなりあせったかもしれない。
決勝が鹿島対クラブ・アメリカで、3位決定戦が欧州と南米王者の組み合わせにならずにすんで、良かったというのが試合直後の率直な感想です。
レアル・マドリード相手に鹿島アントラーズはどう戦う?
決勝に進むのはレアル・マドリード。鹿島アントラーズはどう戦ったらよいか?というのをなんとなく考えながら、クラブ・アメリカの戦い方を見ていました。
守備では、やはり複数で対応するというのが基本。
そのうえで、例えばサイドでもたれるぶんにはしかたないと割り切り、中に入れてきたら必ず一人が当たりにいって、自由にプレーはさせない。
サイドを抜かれた場合もフリーでクロスを出させないようにしたりと、基本的なことはおろそかにしない。
逆サイドでフリーで待ち受けている選手が必ずいるので、そこにパスが来ることも常に想定する必要がありそう。
まぁ、強豪とあたるときはあらゆることを考えてプレイするので、いまさらおさらいをするまでもないですが。
ムリな注文とは思うけど、鹿島もできるだけ自陣ゴールの近いところでファールをしたり、コーナーに逃げる回数が増えないように気をつけてもらいたい。
攻撃面では数が足りなくて、クラブ・アメリカはだいぶ苦労しているように見えた。
ボールをもって攻撃する立場のはずが、ボールを取られまいと、空いてる選手にボールを回すだけで精一杯。
それでもサイドのスペースへ走ってボールが通ったときはゴール前まで迫るプレーもあったので、鹿島もサイドのスペースをつけたら・・・と思います。
たぶん、レアルのサイドバックは、鹿島戦でもかなり上がっているでしょうから。
日程的には鹿島のほうが一日多く休めるわけですが、鹿島はこの1週間で3試合消化。
体力的には鹿島の選手のほうが厳しいと思う。
勝てる見込みはないに等しいかもしれないけれど、大敗だけはしないで・・・というのが、今の心情です。
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