年俸1億円からの3倍増ということでしたけど、そんなにもらうほどのキャリアだったっけ?と少し気になったので調べてみました。
筒香嘉智の年度別成績
2010 .143 1本 1打点2011 .241 8本 22打点
2012 .218 10本 45打点
2013 .216 1本 3打点
2014 .300 22本 77打点
2015 .317 24本 93打点
2016 .322 44本 110打点
2012年シーズンで初めて規定打席に到達したものの打率は最下位で、2013年シーズンまでは長打力が魅力という他の球団にもいそうなレベルの選手でした。
年俸も最大でも2千万円弱と、ドラフト1位ルーキーより数百万円多い程度。
しかし2014年シーズンで打率3割、22本累打と成長の証を結果として見せ、年俸は3千万円アップの4600万円で契約。
翌2015年シーズンも自己ベストの打撃成績で、年俸は倍増以上となる1億円に到達。
好成績を残せたのはまだ2年だけなので、1億円はちょっと早いかなぁと思ったけれど、2年連続で3割以上、20本塁打以上をマークしたのは評価に値するし、チームの勝敗に大きな影響を与える4番打者でもある。
1億円出しても良いと思える働きぶりと、期待の現われということでしょう。
そして2016年シーズンは44本塁打、110打点で2冠に輝く。
打率も3割2分2厘で3位と、3部門で高い数字を残しました。
正直、これほどの成績を残すとは思わなかった・・・。
元巨人の松井秀喜氏と同じ8年目で年俸3億円
年俸は1億円から3倍となる3億円にアップ。8年目で3億円到達は、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんと同じ。
松井さんの場合は2年目から規定打席をクリアし、以降メジャーへ移籍するまで好成績を残し続けているので、同じ8年目といっても筒香選手は実績ではやや劣る。
といっても、打率、本塁打数、打点のシーズン成績は、7年目終了時の松井さん以上の数字でしたから、たいしたもんです。
3年連続で好成績を残したとはいえ、3億円は少々上げすぎじゃないか・・・とも思ったけど、じゃぁ、倍増の2億円くらいが適正か?と問われると、そうは思わない。
打率が3割以下とか、ホームランが30本台なら2億円くらいが妥当かなぁと思えるけれど、3割2分で40本以上ですからね。
改めて個人成績を眺めながら考えると、やはり3億円もらうだけの価値はある選手かな・・・と思いました。
筒香嘉智選手の年俸はどこまであがる?
気になるのは、筒香選手が今後どこまで年俸が上がるのか?先ほどの松井さんの場合は、8年目は打率3割1分6厘、42本塁打、108打点で、ホームランと打点でタイトルを獲得し、年俸5億円。
9年目は打率3割3分3厘、36本塁打、104打点で自身初の首位打者となり、当時では最高額の年俸6億1千万円。
そして日本でプレーするのは最後となる10年目は、打率3割3分4厘、50本塁打、107打点でホームランと打点の2冠。
海外FAで移籍せず巨人に残っていたら、年俸はどれほどになったかはわかりませんが、現状維持ということはないでしょから少なくとも7億円、多くて8億円以上と予想する。
筒香選手なら怪我などよほどのことでもない限り、3割、30本、100打点はそんなに難しい数字でもない。
かなり高い確率で5億円以上の年俸を手にするのではないかと思います。
そして日本でプレーする限り、日本球界最高年俸を記録した佐々木主浩投手の6億5千万円を上回る可能性もあります。
筒香選手はメジャー志向もあるようなので、ひょっとしたら海外FA取得と同時に移籍しちゃうかもしれないですけどね。