スポーツ紙では日本シリーズ終了後、陽がFA宣言するという記事もあれば、日本ハムに残るという記事もあり、読む側としては、「どっちがほんとなの?」と疑問に思っていました。
しかしFAの期日が迫ると、FA宣言すると報じるニュースが増えてきたので、そうなるんだろうな・・・と見ていました。
会見では、自身の希望と球団側の考える契約条件が折り合わなかったこと、また、球団の経営方針も理解している上で、球団の希望する条件に合わせるよりも、FA宣言を選択したとのこと。
陽岱鋼選手の年度別成績
以下は陽岱鋼選手の年度別成績です。2006 1軍での出場機会なし
2007 .239 0本 10打点
2008 .144 2本 4打点
2009 .182 0本 0打点
2010 .245 2本 31打点
2011 .274 6本 36打点
2012 .287 7本 55打点
2013 .282 18本 67打点
2014 .293 25本 85打点
2015 .259 7本 36打点
2016 .293 14本 61打点
通算打率.273、81本塁打、385打点、134盗塁。
年俸は最高時で2億円
2014年の個人成績が良かったことで年俸は2億円(推定)まであがりましたが、翌2015年は全体的にガクンと落ちたので、年俸も1億6千万円に下がっています。今シーズンは持ち直したとはいえ、年俸に見合う成績を残せたかというと、ちょっとまだ高いなぁという印象。
日本シリーズで優勝していなかったら、もう少し年俸は下げたいくらい。
1億円以上もらうからには、打率3割、20本塁打はクリアしてほしいですね。
日本ハムも契約条件を厳しくせざるを得ないというのは、わかる気がします。
FA宣言で複数の球団が興味
FA宣言したことで他球団との交渉が可能となります。11月10日にFA宣言選手が公示され、翌11日から他球団との交渉が解禁されます。
どの球団がどんな条件で陽岱鋼外野手を獲得するのでしょうか?
すでにオリックスに所属する糸井嘉男外野手がFA宣言しており、糸井が移籍した場合の戦力ダウンの穴埋めとして、陽岱鋼外野手獲得に動くとの見方が有力。
また、戦力的に厳しい楽天イーグルスも興味を示しているとのこと。
セ・リーグは広島以外の球団はチーム打率が2割5分前後と低かったので、戦力アップを図るなら獲得を検討する球団もあるかもしれませんね。