漫画「逃げるは恥だが役に立つ」の感想です。
ドラマをみて、原作は漫画であることを知り、その漫画のほうもすでに連載終了。
ドラマ版の最終回から、その後のお話が描かれているということで、どんな感じなんだろう?と気になり、漫画版を読みました。
「逃げるは恥だが役に立つ」漫画とドラマとの違い
漫画「逃げるは恥だが役に立つ」を1巻から読み進める。先にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」をみていたこともあり、はじめはギャップを感じることもありましたが、
「この登場人物を、あの人が演じていたのかぁ」
「ドラマではこのシーンはなかったな」
「漫画では描かれていないドラマのエピソードは、独自に創作したのね」
……と、漫画とドラマの違いを楽しみながら読んでいました。
漫画を読みつつ、ドラマのシーンを思い返すので、ドラマからのイメージが膨らむのか、普通に漫画を読むよりも面白く感じる。
原作の漫画とドラマで、登場人物に対するイメージや印象が違い、
「あの役はあの人が良かった~」とか、
「ほかに誰かいなかったの?」といった不満も、とくになかったです。
漫画「逃げるは恥だが役に立つ」の続編
漫画もドラマが放送された2016年で、最終回を迎えたようです。連載が再開されたのは2019年で、そちらも2020年で連載を終えています。
漫画10巻の後書きをみると、ドラマがヒットしたことにより、続編を書くことになったようです。
平匡とみくりが結婚して2年半が経過というところで、続編がスタートします。
共働きで、家事は分担。一般家庭の価値観とは違うかもしれないけど、お互いが生活しやすいよう、協力しあっていることが伺えます。
とはいえ、なんのトラブルもなく平穏に過ごせているなら、連載をする意味はない。
平匡とみくりの2人はもちろん、周囲の人たちにも変化が訪れます。
社会で働く女性が妊娠すること
男性の育休に対する考え方
親族の病気
他人との付き合い方
……などなど、漫画の登場人物を通して、多様な生き方や考え方が示されるなか、やっぱり平匡とみくりは変わらないな……という安心感。
その後のエピソードとして、ドラマ化しないかな?
連続ドラマは話数的に難しいので、2時間ドラマとか。
……なんて思ったのでした。
まとめ
何気ない日常が舞台で、独特の価値観で工夫して生活する夫婦。なにかアイデアを思いつき、大金を手にするとか、会社をつくって成功させるという、わかりやすい結果はないけれど、大人が気楽に楽しめる漫画でした。
漫画を全巻そろえる気はないけど、ドラマの続きが気になる人は、10巻から読むといいですよ。11巻が最終巻なので、続編部分は2巻ぶんとなります。
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