日本代表対ガーナ代表の試合結果と感想:西野監督の初陣は軽率なミスが目立ち完封負け

2018年5月30日

サッカー日本代表 スポーツ

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サッカー日本代表はキリンチャレンジカップ2018の親善試合でガーナ代表と対戦しました。

ワールドカップに向けての国内最終戦。ハリルホジッチ監督から西野監督になって初めての試合です。


日本代表対ガーナ代表の試合経過

日本は千葉県での合宿中に練習していた3-4-3の布陣。

前半8分、日本のペナルティエリア付近で槙野智章が相手選手を倒してしまい、ファールを取られる。キッカーのパーティが壁の間を通るシュートを放つと、キーパーの川島永嗣が反応して手に触れはしたものの、ボールの勢いが勝り、ゴールを割られて先制されます。


後半6分、日本の最終ラインの背後を狙われパスを出されると、対応にあたった長谷部誠が相手選手を抑えることができず、川島がカバーで前に出てくる。直前で相手選手がボールに触り、エリア内で川島と接触。これが川島のファールとなり、PKを取られてしまった。

キッカーのボアテングがしっかりと決め、ガーナが2-0とリードを広げる。


日本は後半の頭から一気に3人を交代させるなど、積極的に6人の交代枠を使い、4-4-2へ布陣も変更させるなど、1点を取りにいったが、結局ゴールは奪えず、0-2で敗戦。


日本代表対ガーナ代表の試合の感想

シュート数ではガーナを上回るも決めきれず

攻撃面ではハリルホジッチ監督では単純に縦へ早くという選択肢しかなかったので、それに比べたらある程度、選手が自由にプレーできていた印象。

とはいえ、次々に選手交代が行われると、誰を軸にどう攻めるかなどがあやふやになり、落ち着かない時間帯もありましたけど。

シュート数は日本が14本、ガーナが8本と上回りましたけど、当然、ワールドカップではそんなにシュートチャンスもないです。

決められるときに決めておかないと、なかなか試合には勝てませんね。


軽率なミスが目立った

守備面では、流れの中では失点はしなかったけど、守備から攻撃に転じるところでパスミスをするなど、たびたびミスが目立ちました。

ワールドカップでは相手に攻め込まれる時間のほうが長くなるので、自陣に近いところでミスをしたら命取りとなる。軽率なプレーで、ボールを簡単に失ったりするようなことは、なくしてほしい。

不用意に横パスをして相手にかっさわられたときは、見ているほうも力が抜けちゃいます。


最後に・・・

監督が交代しての初戦ということで、どんなサッカーを見せてくれるかと期待していた部分もあったけど、現実は厳しそうですね。

やはり時間がなさ過ぎます。


ワールドカップの最終メンバーの発表が控えており、誰が選ばれるかも気になるところ。


ハリルホジッチ監督は日本人の選手のことは良く知らないので、いろいろテストをする必要があった。

その監督を切って、日本サッカー協会で仕事をしていて、代表選手のことを知っている西野監督を選んだわけですから、監督を変えたのは間違いじゃなかった・・・と思わせてくれるくらいの結果は見せてほしい。

日本代表対ガーナ代表の試合結果

【スコア】
日本代表 0-2 ガーナ代表

【得点者】
 8分 トーマス・パーティ(ガーナ)
51分 エマニュエル・ボアテング(PK・ガーナ)

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