2017-2018シーズンでは暫定監督を含めると、これで3人目の監督となります。
以前のように岡崎慎司の出場機会が減少しなければいいけど・・・と少々不安。
レスターが監督交代を決断するまでの流れ
一昨年は奇跡と称されるほどの快進撃で、プレミアリーグを制覇したレスター。翌シーズンは一転して、残留争いと以前の姿に戻ってしまい、クラウディオ・ラニエリ監督を解任。当時コーチだったクレイグ・シェイクスピア氏を新監督にし、降格危機を免れました。
ベスト8まで進んだチャンピオンズリーグでの采配も評価され、シェイクスピア氏が今シーズンも監督を任されることに。
開幕から強豪との試合が続いた不運もあったけど、中堅以下のチームにも勝ちきれないことで、しびれを切らしたのか、クラブの首脳陣は監督解任を決断。
コーチのマイケル・アップルトン氏を昇格させ一時的な監督とし、後任の監督を探した結果、クロード・ピュエル氏に決定。
クロード・ピュエル監督になるまでのチームと岡崎慎司の成績
新監督になるまでのリーグ戦の成績や岡崎の成績をみてみます。チーム成績
14位 2勝3分4敗 12得点 14失点
岡崎慎司の個人成績と評価
先発出場6試合 4得点 時間419分 評価6.92
途中出場1試合 0得点 時間 21分 評価5.89
(評価点は「whoscored.com」を参考に集計)
負け越しているとはいえ、負けた試合も強豪相手に僅差のゲームでしたし、中堅以下には負けてはいない。改めて確認すると、このタイミングで監督を変える必要があったのか、疑問が残ります。
岡崎が先発した試合の成績は2勝1分3敗、途中出場した試合は1引き分け。出場しなかった試合は1分1敗。
新監督になる直前の第9節が終わった時点で、4得点はリーグ11位タイと素晴らしいだけに、シェイクスピア監督解任となる引き金となった、第8節のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦で、岡崎を先発させずに引き分けたことが悔やまれます。
なぜ岡崎慎司は評価されにくいのか?
岡崎はリーグ戦9試合のうち7試合に出場していますが、先発出場した試合はすべて途中交代。1試合平均70分弱とフル出場させてもらえない。今年は開幕から点を取っているので、昨シーズンよりも先発する機会は増えているんだけど、バーディーやマレズのような不可欠な選手とはみなされていないのでしょう。
献身的な守備、攻撃時のつなぎとして一定の評価はされいるものの、そういうバランスをとるプレイは、地味に映るのかもしれません。
岡崎はチーム内ではバーディーに次いで点を取っているんですけど、首脳陣にはどこかでまだ、そこまで決定的な仕事をする選手とは、思われていないように感じます。
岡崎慎司の出場機会は減少する?
新たに就任したクロード・ピュエル監督がレスターをどういうチームにしたいのかによって、岡崎の起用のされ方も大きく影響されることでしょう。リーグ優勝した当時をベースに考えてくれるのなら、岡崎の立場もとりあえず安泰。
首脳陣の意向により、お金をかけて獲得した選手を積極的に起用する方向で勝てるチームを求められているとしたら、岡崎の出番は減るかもしれない。
岡崎は2017-2018シーズンをレギュラーとして出場し続けられれば、プレミアリーグで二ケタ得点を狙えるくらいがんばっているので、できれば控えにまわさないでほしいなぁ・・・というのが率直な気持ちです。