2017年巨人の開幕戦の結果と感想【プロ野球】

2017年4月1日

スポーツ プロ野球 巨人

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3月31日、2017年シーズンのプロ野球が開幕しました。

今年は開幕前にWBCが開催され、日本代表は予選リーグを無敗。決勝トーナメントでは惜しくも米国に敗れましたが、日本のテレビ中継では高視聴率をマークするなど、大いに盛り上がりました。

その流れを受けてのプロ野球開幕戦ということで、自分でもよくわからないワクワクするような気持ちで巨人対中日の試合を観戦しました。


3月31日(金)巨人 vs. 中日 1回戦の試合経過と結果

巨人は初回に阿部の2ラン、3回に阿部、マギーの連続タイムリーヒットでリードを広げる。中日も5回に犠牲フライと相手のエラーで2点を返すものの、直後の巨人の攻撃で坂本にも2ラン。先発のマイコラスが7回まで投げると、マシソン、カミネロと継投、中日の反撃を許さず、6-2で巨人が勝利しました。

マイコラスがガルベス以来の開幕戦勝利投手

巨人の開幕戦投手はマイコラス。昨シーズンは1年を通して働けなかったけど、今年は契約最終年ということもあってか、初回からすばらしいピッチング。

走者を背負った5回のピンチも結果的には犠飛とエラーによる失点なので、打ち込まれたわけではない。4点差となり6回に打席が回ってきたところで、代打かな?と思ったけど、そのまま打席に立ち続投。7回まできっちり投げ、試合を作った。

巨人の外国人選手で開幕戦の勝利投手となるのは、1999年のガルベス以来。奥さんのローレン夫人も無事長女を出産したみたいだし、今年は来日1年目並に活躍するかもしれない・・・と思わせるだけの内容でした。


坂本勇人が走攻守で見せる

初回、1死2塁という場面では3ボールからの4球目を打ちにいってピッチャーゴロ。WBCではヒットを量産していただけに、チャンスであっさり凡退するとは思わなかった。しかし5回、ライト方向へホームラン。2点差に詰められ流れが相手に傾きかけた直後だったので、この一発は大きかったですね。

4回の守備では、無死一塁からビシエドの打った内野フライをわざと捕球せず、6-4-3とダブルプレーを成立させる頭脳的なプレー。捕球しなかったときはビックリしましたが、一塁走者のゲレーロと、バッターランナーのビシエドを入れ替える作戦だったのかな?と思ったら、まさかの併殺。すばらしい判断でした。

そして7回には相手投手の隙をついて三盗。別にムリして走る場面でもないけれど、投球動作のモーションが大きかったと、盗塁を試みる。日の丸を背負ってプレーする緊張感を経験したせいか、守備に走塁と、開幕戦とは思えないほど冷静に周りが見えているなぁという印象でした。

昨年は首位打者のタイトルを獲得し、WBCでも活躍。今年はどれほどの成績を残してくれるのか、個人記録の面でも楽しみにしています。

今年の巨人は・・・

自身初となる開幕戦でのホームランを打った阿部が、ケガなどでほとんど離脱することなく1年間働いてくれるようだと、ここ何年かの課題だった得点力不足も解消しそう。マギー、カミネロといった新外国人選手も結果を残した。

あとはフリーエージェントで加入した選手が、額面どおりに成績を残してくれたら、昨年よりも勝利数が増えそう・・・そんな期待を抱かせる開幕戦でした。

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