今節をもってリーグ戦は終了となるので、順位しだいでＪ１へ自動昇格できるクラブと、できないクラブが出るという、注目の最終節。
試合前の順位は以下のようになっていました。
（）内は得失点差。
【第41節までの順位】
1位 札幌 勝点84（+32）
2位 清水 勝点81（+47）
3位 松本 勝点81（+29）
コンサドーレ札幌が2位とは勝点３差なので、引き分け以上でＪ１へ自動昇格、負けても他会場の結果次第。
清水エスパルスは得失点差が最も高いので、勝てば自動昇格がほぼ確定。
松本山雅FCは勝っても上位2クラブの結果によっては、自動昇格ならずという状況。
そして試合結果と、最終的な順位は以下のようになりました。
Ｈ スコア Ａ
札幌 0－0 金沢
徳島 1－2 清水
松本 3－2 横浜FC
【第42節後の順位】
1位 札幌 勝点85（+32）
2位 清水 勝点84（+48）
3位 松本 勝点84（+30）
札幌と清水がＪ１へ昇格
この結果、札幌と清水のＪ１昇格が決まりました。札幌は5年ぶりと久々のＪ１。
海外クラブや日本代表で活躍した小野伸二、稲本潤一がいるので、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるか、とても楽しみにしています。
ただ、2人とも若くはないので、怪我などコンディション面が心配。
清水は正直言って、1年で復帰できるとは思っていませんでした。
Ｊ２へ降格する前の年から、主力だった選手が何人か移籍してしまい、昨年は良いところを見せることもあまりないまま降格。
戦力的に厳しいという印象が強かったので、さすがに1年で戻ってこられるだけの戦力は整えられないだろうと。
昨年加入した鄭大世がＪ２得点王となり、元々Ｊ１でも結果を残している選手なので、
一昨年の再現とはならない・・・と思いたい。
Ｊ１昇格をかけてプレーオフ
さて、自動昇格を逃した松本はどうなるかというと、Ｊ１昇格をかけてプレーオフで戦うことになります。プレーオフは4クラブによるトーナメント方式で、リーグ3位の松本は、6位のファジアーノ岡山と対戦。
もう一つの対戦カードとして、リーグ4位セレッソ大阪とリーグ5位の京都サンガF.C.が試合を行い、勝ったクラブ同士で決勝戦に進み、そこで勝ち残ったクラブがＪ１へ昇格することになります。
松本は2年前に昇格したときは、Ｊ２ではかなり強かった印象があるけれど、それでもＪ１では通用しなかった。
今回昇格したら、どこまでやれるのかと興味が沸きます。
わりと早くＪ１へ戻れそうに思ってたセレッソに、ここ何年もＪ２に甘んじている京都。
そしてＪ１にはまだ昇格したことのない岡山。
松本も含め、どのクラブが勝ちあがってくるのか、まったくわからない。
